
大館市

北鹿ハリストス正教会

ロシア正教のこの教会は、「曲田の聖堂」として知られている。

外壁は秋田スギの下見板張り。

明治25年(1892)地元の信者が私財を投じて建てた。

明治の女性イコン画家「山下りん」の作品18点が奉納されている。

「復活」というこのイコンは、ロシアのエルミタージュ美術館にも収蔵されている。

北鹿ハリストス正教会は 東京のニコライ堂がモデル。そのニコライ堂を建てた大工を呼び寄せて建設した。

天井は八角形に板を張りめぐらせて浅いドームを造るビザンチン様式だ。

信者は月に1度集まり祈りをささげている。