青森県弘前市

津軽藩主の菩提寺として享禄元年（１５２８）に開創した長勝寺。

長勝寺の三つ目の門は、ひときわ存在感がある。

長勝寺三門
国指定重要文化財
三門の高さはで「奈良の大仏」とほぼ同じ約１６メートルある。

長勝寺三門は寛永六年（１６２９）に、弘前二代藩主信枚によって建立された。

楼上には室町時代に作られた薬師如来が安置されている。

すべての柱が下から上までの通し柱という構造。

化六年（１８０９）の大修理で、花頭窓を設け力強い仁王像を安置した。

壮大な姿の長勝寺三門は、江戸時代前期の重要な建築遺構だ。