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木づかいの宝

旧済生館本館 山形県山形市第69回 2008年7月26日放送

山形県山形市霞城町
旧済生館本館
国指定重要文化財
(山形市郷土館)
旧済生館本館は明治11年(1878)に、擬洋風建築の病院として建てられた。
建物の正面は旧済生館を象徴する部分で 三層に見えるが、内部は四階建てとなっている。
この複雑な構造は日本古来の高度な木造建築技術が支えている。
円形の回廊には8つの部屋が設けられ、診療室などに使われていた。
今は医療や郷土関係の資料が展示されている。
唐草彫刻が施された螺旋階段は美しいステンドグラスに迎えられる。
斬新なデザインと平面の構成は、職人たちの技術の粋を集めて完成した。
荘厳で華麗なその姿は、山形の近代化を誇示しているようだ。
旧済生館本館
(きゅうさいせいかんほんかん)
(※現在の名称は、山形市郷土館)
住所 山形市霞城町1-1
連絡先 023-644-0253
入館料 大人200円 小中学生100円
時間 9時から16時30分
休館日 毎週月曜日(休日の場合は翌日)・年末年始

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