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准フォレスター研修受講者が向浜工場で調査を行いました。

 平成23年12月16日、当社の向浜工場で林野庁職員4名、都道府県職員1名からなる准フォレスター研修受講者(以下受講者)が調査を行いました。

 フォレスターとは10年後の木材自給率50%以上の実現を目指して、地域の森林づくりの全体像を描く市町村森林整備計画の策定と実行を通じて森林・林業の再生を図る人材です。
平成23年度に創設された「日本型フォレスター」制度ですが、専門知識と実務経験が必要とされるフォレスターの育成には一定の期間を要するため、平成25年度からの資格認定を目標としています。それまでは「准フォレスター研修」を受けた人材が未来のフォレスターとして市町村の森林整備計画への支援業務を行います。

 今回の研修は、林野庁より平成23年度フォレスター育成研修事業に係わる調査の受け入れについて日本合板工業組合連合会へ依頼があり、合板工場として秋田プライウッドが選定されました。
 この調査は受講者が地域の木材産業の実態を把握することにより、森林整備や現場で求められていることを認識し、木材生産に関するアドバイスが出来るようになることを目的としています。
 受講者は当社の工場を他の工場と比べた時の特徴や、木材産業の立場から見て素材生産の現場に必要なもの、素材生産業者や森林組合にどのような施業上のアドバイスを行うべきか、などに注目し工場を見学しました。

 フォレスターが育つことは森林整備計画を作成する市町村と、森林経営の主体となる森林組合や森林所有者等の架け橋となり地域の森林がより豊かになることに繋がります。

 秋田プライウッドでも森林・林業の再生を目標に「2020年までに木材自給率50%以上の達成」に向けて「(A)あらゆるところに (K)国産材 (G)合板」を活用する「AKG50キャンペーン」を展開しています。「AKG50キャンペーン」に取り組むと共に、今回行った調査のように一日でも早く木材自給率50%以上を達成し、日本の森林が元気になる取り組みを支援していきます。

 

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