ホーム>秋田林業大学校の研修生が当社でインターンシップ研修を行いました!

秋田林業大学校の研修生が当社でインターンシップ研修を行いました!

 地域を元気にする「若き林業技術者」を育てるため今年4月に開講した、秋田林業大学校の研修生4名が当社へインターンシップ研修に訪れました。林業・木材産業等における就業体験を通じて、社会への適応能力を高めるとともに、自らの職業に対する適正等について考える機会を与えることで職業意識の向上を図ることを目的としています。

 秋田林業大学校第一期生18名の内、当社へのインターンシップ研修を希望してくれた研修生は派遣先で最多の4名となります。研修期間は5日間で、当社の事業説明と見学(合板・発電・フロアー・住宅・福祉等)に始まり、向浜工場及び男鹿工場でのOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)等盛りだくさんの内容です。今回のトピックスは、最終日に行われた森林事業部での伐採現場研修を取り上げます。

 9月11日(金)早朝、段々秋色深まる秋田市雄和の山林で研修はスタートしました。


今年の栗は実の付きが良く、豊作の予感


樹齢80年を超える天然秋田杉を伐倒

 

伐倒した木を所定の長さへ玉切り

 


研修生も作業を体験


高性能林業機械で一か所へ集材

 

チェーンソーの入れ方や
入れる方向、年輪と樹齢の解説

 

 研修生は4月から林業の勉強を始めたばかりで、実際の作業現場の迫力に圧倒されていました。それぞれが真剣な眼差しで将来の自分の姿を重ねていたようです。そして向浜工場に戻り、斎藤向浜第一工場長と長谷川向浜第二工場長を交え、5日間のインターンシップ研修についての総括を行いました。


工場長とのインターンシップ研修総括と質疑応答


国産材合板の前で

 

 秋田林業大学校の研修期間は2年間です。その間に様々な専門知識と技術を習得し、「林業のトップランナー」として、秋田の林業と合板を始めとする木材産業を支える人材になってもらえる事を期待しています。今後も秋田プライウッドは、将来を担う若い林業技術者の育成のため、秋田林業大学校と協力して参ります。

研修生の感想

佐々木 翔
あまり詳しくなかった合板について、今回の研修で知識と興味を持つことが出来ました。貴社の規模の大きさと職員の皆さんの仕事に対する情熱が心に響いてきました。是非、来年のインターンシップも貴社を希望したいと考えております。
5日間本当にありがとうございました。

 

佐藤 真吾
私たちが普段目にしている家屋やその内装といったものは、特別気にして見ることはあまり無いように思います。しかしその中身を見てみれば今回研修させて頂いた合板をはじめ、素材が顔を出してきます。家にしても何にしても、1つの物ができるには多くの工程があり、その中で沢山の人が関わっているのだとインターンシップを通じて改めて感じることが出来ました。林業といっても川上から川下まで、様々な仕事が考えられます。自分がモノづくりの中でどのように関わっていくか、これからも考えていこうと思います。

 

佐藤 晋也
5日間、研修のお世話をして頂きありがとうございます。
この5日間を通して、わたしたち4人は他の研修生よりも断然合板について詳しくなったと思うので、将来その力を活かせるようにしていきたいと思います。

 

佐藤 辰哉
今回のインターンシップでは、特に貴社の製品に対する譲れないこだわりや機械に対する愛着等の熱意を感じることが出来ました。入社して3ヶ月という自分と年齢の近い人が上司に愛情を持って指導され、日々成長しているという話をご本人から直接聞き、自社の良さを語るその人の顔は今も忘れることが出来ません。他にも文に収まり切らないくらい色々な方から貴社について聞き、ここで是非働きたいという想いがますます強くなりました。

 

■関連リンク
 ・当社のインターンシップ研修・見学等についてはこちら

▲ページトップへ