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2017年も秋田竿燈まつりへ参加しました!

 国重要無形民俗文化財に指定され、秋田のまつりとして全国的にも有名な「秋田竿燈まつり」が、今年も平成29年8月3日(木)から6日(日)の4日間に渡り開催されました。当社は一昨年から「寺町四区竿燈会」のスポンサー企業として、共に秋田の夏を盛り上げるべく参加させて頂いています。



 この秋田竿燈まつりが始まる約1週間前、秋田県は激甚災害に指定されるほどの記録的な豪雨に襲われました。家屋や田畑へ大きな被害はあったものの、幸いにも1人の犠牲者も出ずに済みましたが、豪雨被害の爪痕は今も残っています。寺町四区竿燈会の皆様を始め、当社の井上篤博社長、社員やその家族と共に、1日も早い復旧への想いを込めて精一杯の演技を披露させて頂きました。

仁井田福祉センター

 今年も、当社が運営する高齢者福祉施設「仁井田福祉センター」で、利用者の皆様に日頃の感謝の気持ちを込め、少しでも元気と笑顔を届けられるよう昼竿燈を披露しました。



 

 当社の提灯を提げた大若が高々と掲げられると、利用者の皆様の顔にパッと華が咲き、あたたかい手拍子と「ドッコイショー、ドッコイショ」の掛け声で盛り立ててくれました。毎年のことながら、夜竿燈へ向けての元気を頂きました。








夜竿燈

 今年は過去最高の282本が出竿し、明かりを灯した計1万個の提灯が「光の稲穂」となって竿燈大通りを埋め尽くしました。「秋田竿燈まつり」4日間の来場者は約141万人と、昨年から2万人ほど増え、過去最多を記録しました。例年以上の盛り上がりに、差し手や囃子方も気合の入った熱い演技で応えました。

 当社の井上社長もお揃いのまつり衣装を身に纏って参加し、社員たちの背中を押しました。また、町内の代表者や他のスポンサー企業の代表者と共に寺町四区竿燈会を先導して歩き、秋田プライウッドの社名が入った騎馬提灯を手に、竿燈会の皆様と親交を深め、観客の皆様からたくさんの拍手と温かいご声援をいただきました。





 

 今年は、小若の囃子方が叩く太鼓を載せる台車を当社が生産した9mm厚国産構造用合板で製作いただきました。表面に焼き目を入れ、寺町四区の町紋と町名を形どるなど飾り付けにもこだわり、子供たちからも大変好評でした。





 当社は2015年から竿燈まつりへ参加し、寺町四区の皆様からご指導頂き、その技を磨いてきました。3年目となった今年、参加メンバーの演技も目に見えて成長しています。どっしりと構えた姿勢は安定と安心を感じさせ、時折風にあおられることもある中、竿燈を倒さないよう上手くバランスをとって各々の得意技を披露できました。囃子方と息の合った差し手の演技に、観客の皆様からは惜しみない拍手と大きな歓声を頂きました。









当社から参加した差し手の皆さん

 竿燈は、稲穂を模した形をしています。差し手が上手に竿燈をあげると「ドッコイショ、ドッコイショッショ、オエタサ、ネッコツイタ」の掛け声で周りが盛り上げます。この掛け声は、まだ小さな稲を植え(ドッコイショッショ)、葉を生やし(オエタサ)、根を張る(ネッコツイタ)様子を表し、五穀豊穣を願う想いが込められています。今回の豪雨被害に負けず、耐えた稲が大きく育ってくれることを祈りながら、演技者と観客の一体感が生まれていました。










 観客の皆様から頂く応援は力強く、演技者たちの大きな支えとなります。地域社会への貢献を社是とする当社にとって、秋田竿燈まつりは地域と密に触れ合う貴重な機会の一つです。寺町四区の皆様を始め、地域の皆様とのふれあいを心に刻み、地域から愛される企業となるべく、地球環境の保護と住環境の充実を目指してより一層努めて参ります。

■秋田竿燈まつり写真ギャラリーはコチラから!

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■竿燈まつりの詳細は
  秋田市竿燈まつり実行委員会公式WEBサイト「秋田竿燈まつり-Akita Kanto Festival-」

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