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親子向けバス見学会が向浜工場で行われました。

 「冬休み親子向けエネルギー関連施設バス見学会」が、このほど当社の向浜工場で行われました。見学会は秋田市環境部環境総務課が主催するもので、秋田市内の小学生(対象4年生以上)とその保護者が工場や施設を訪問し、地球温暖化などの環境問題や自分たちが住む地域の経済について理解を深めることが目的です。

 工場見学の前にパンフレットや企業紹介映像で合板の製造工程や社会貢献活動など、当社の概要や取り組みを紹介しました。当社が森林環境事業で取り組んでいる「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」の繰り返しが森林を保全し、地球環境の保護に大きく貢献しています。手入れの行き届いた森は、地球温暖化の原因の一つとなっている二酸化炭素をたっぷりと吸収してくれる元気な森となります。



工場内での注意事項や当社の取り組みなどをご紹介

 

 向浜第二工場に入った子どもたちは、まず工場内の広さにびっくりして立ち止まりました。さらに丸太を剥くロータリーレースや合板を運ぶフォークリフトなど、工場で働く機械の迫力に圧倒されながらも、合板の製造工程や機械の働きについての説明に熱心に耳を傾けていました。

 当社は日本最大の合板生産量を持っています。向浜第一、第二及び男鹿工場で一日に生産される合板を重ねていくと1,000mを超える高さとなり、世界一の電波塔である「東京スカイツリー(634m)」をはるかに超えます。子どもたちは合板生産量日本一の会社が身近にあると知り、驚きの声を上げていました。目の前で次々と出来上がっていく合板をじっと見つめる子どもたちの姿が印象的でした。









出来上がった合板を前に熱心にメモを取る子どもたち

 秋田市は「人にも地球にもやさしいあきた」を望ましい環境像として掲げ、恵まれた資源を活かすことや、ごみの減量や資源の有効活用などを市民や企業、市が協働で行うことで環境像の具体化を目指しています。当社の「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」を繰り返し実践して森林資源を循環させるビジネスモデルは、市の環境像の実現に大きく貢献できると考えております。

 この見学会では秋田に合板生産量日本一の工場があり、その工場では環境にやさしい国産材合板が作られていることを目の前で実感してもらうことができました。次代を担う子どもたちが見学を通じて、当社の地球環境の保護への貢献や地域経済の活性化を担う地元企業としての役割に理解を深める機会になったことは、当社にとって大きな喜びです。また、子どもたちが暮らす街に日本一の合板工場があることを気付いてもらう機会ともなりました。
 今後も工場見学などの取り組みを通じて、地域全体が身近な暮らしの中で、地球環境の保護への行動意識を高めていくことに貢献してまいります。

■関連リンク
 ・2017.12.11 秋田県立由利工業高等学校の生徒が向浜工場を見学しました。
 ・2017.10.5 男鹿市脇本第一小学校の児童が男鹿工場を見学しました。
 ・2014.2.14 秋田工業高等専門学校の学生が向浜工場を見学しました。
 ・2013.10.30 男鹿市立五里合小学校の3年生が男鹿工場を見学!

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