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伝統行事「なまはげ柴灯まつり」が男鹿の冬を彩ります。

 全国的にその名を知られる「なまはげ」で有名な男鹿市で2月9日〜11日の3日間にわたり開催された「第55回 なまはげ柴灯(せど)まつり」は、みちのく五大雪まつりのひとつに数えられる秋田の小正月行事です。900年以上の歴史ある神事「柴灯祭(さいとうさい)」と民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事で、会場となる男鹿市北浦の真山神社には冬の雪深い時期にもかかわらず3日間で6,100人もの観光客が訪れました。


起源は約1900年前まで遡るといわれる
まつり会場となった真山神社


重要無形民俗文化財に登録されている
男鹿市のなまはげ行事

 

 当社は地元企業の一つとして、「なまはげ」行事を次の世代へと継承するため、そして観光客が楽しい時間を過ごせるよう願い、なまはげ柴灯まつりを支援しております。本会場となった真山神社へ続く石段沿いには当社の社名が入ったのぼり旗が並び、まつり会場へ向かう観光客の気持ちを高めました。



支援企業の社名が入ったのぼり旗

 

 まつり会場では、和太鼓となまはげを組み合わせた新しい郷土芸能「なまはげ太鼓」や、神の入った面を授かった若者たちが「なまはげ」と化して山に入る「なまはげ入魂」など、様々な姿のなまはげが見られます。まつりのクライマックスとなる「なまはげ下山」では、15匹のなまはげが山から真山神社境内へ降り立ち、勇壮な声を上げながら観客の間を練り歩きます。雪山を降りてくるなまはげは神秘的で、徐々に観客へと近づいてくるその姿には、子どもだけでなく大人も圧倒されてしまいます。



新しい郷土芸能「なまはげ太鼓」による勇壮な演奏

 



「なまはげ入魂」の儀式で面を授かった若者たちが「なまはげ」と化して入山

 



なまはげ15匹が観客の間を練り歩き、厄災を祓う「なまはげ下山」

 

 当社の男鹿工場は、防音壁を利用した「潮風ギャラリー」での絵画の展示や、清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」への参加などで地域の環境・景観の保全を目的とした活動を行なっています。また、地域の雇用を支えながら経済の活性化の一端を担うとともに、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など様々なイベントへの協力を通して、地域の皆様と共に地域づくりに励んでおります。

 男鹿工場を訪れる見学者は、高さ15mの巨大ななまはげとなまはげ行事が展示されている潮風ギャラリーを通ることになります。これらを目の当たりにすることで、多くの方から男鹿へ興味を持っていただくきっかけとなっております。



男鹿工場の防音壁を利用して地域の行事や
小中学生の絵画作品等を掲載している潮風ギャラリー

 


道路の景観を整える
アダプト・ロード・プログラム


毎年8月に開催される
男鹿日本海花火

 



船越街道沿い、男鹿大橋の手前にある巨大なまはげ

 当社では、森林や木材資源の活用を通した地球環境の保護と住環境の充実を目指し、身近な地域環境の保全や美化活動をはじめ、地域の観光発展や伝統行事の継承にも意欲的に取り組んでまいります。男鹿市と一体となって様々な事業に取り組み、地域を元気にする企業となれるように今後も尽力してまいります。

 

■関連リンク
 ・男鹿工場 潮風ギャラリー
 ・地域環境保全活動
 ・2017.8.20 最高の夏の思い出を!第15回 男鹿日本海花火に協賛しました。
 ・2017.7.4 平成29年 潮風ギャラリーのご紹介!
 ・2014.4.18 清掃美化活動を行いました!〜船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム〜

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