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北秋田市立合川中学校生徒たちが職場見学に訪れました!

 当社では、次代を担う若者の育成を支援するべく、地域の学校や研修機関からの見学依頼を積極的に受け入れております。
 平成30年5月23日(水)、北秋田市立合川中学校の二年生5名が、宿泊体験学習の一環として当社の向浜第一・第二工場を見学しました。この体験学習では、生徒が興味、関心のある秋田市の企業や施設を3〜5名ほどのグループに分かれて訪問し、将来の自立、就労に向けた意識づくりを行います。



 

 生徒たちは向浜第一工場ホールで当社の概要を学び、工場見学の注意点を確認した後、斎藤取締役生産本部長の案内で工場見学へ向かいます。見学先として当社を選んだ理由について尋ねると、生徒たちは「木が好きで、もっと詳しく知りたいと思ったから」「将来、大工さんになるのが夢で合板について知りたいと思ったから」など、それぞれ理由を教えてくれました。


会社案内DVDで当社の概要を紹介


パネルを使って1日の合板生産量を解説

 


バイオマス発電に利用する木質ペレット


大量の丸太の山を見つめる生徒たち

 


各工程の役割を
斎藤取締役生産本部長が丁寧に解説


より良い製品を届けるため
梱包にも一工夫

 

 生徒たちは緊張と興奮の入り混じった様子で工場構内を進み、積み上がった丸太や大規模な工場機械など初めて見る光景の連続に目を輝かせていました。工場見学の中で特に生徒たちの興味を引いたのは、完成した合板でした。1本の丸太が合板へ加工されていく様子を見てきた生徒たちは、製品化した合板に恐る恐るといった様子で触れ、その重さと厚みが実感につながったのか、はにかんだ笑顔を見せていました。



合板へ触れて、生徒たちは興味津々な様子

 工場見学後に行われた質疑応答では、生徒たちから多くの質問が飛び出し「良い木と、そうでない木の見分け方」や「合板に多く使用する樹種」など、次々に10以上の質問を受けました。



 

 当初、生徒たちは木を切ることは悪いこと、というイメージがあるようでした。しかし、工場見学を通じて当社の取組みを知り、木を使い、植えて、育てることが森林の循環を促し、森林の保全と再生につながることを理解していました。



北秋田市立 合川中学校の生徒たちと記念撮影

 県全体のうち森林が占める面積は7割以上あり、中でもスギ人工林面積は全国1位の23万8千haを誇る林業大国秋田。県全体で収穫された秋田杉のうち、約3分の1は全国一の合板生産量を誇る当社で使用しています。当社は、地元の方々に感謝し森林保全を進めていくとともに、子どもたちへ合板についての知識や木を使うことの大切さを周知することに努め、今後とも合板製造や林業のイメージアップを図ってまいります。

■関連リンク
 ・2018.2.8 親子向けバス見学会が向浜工場で行われました。
 ・2017.12.11 秋田県立由利工業高等学校の生徒が向浜工場を見学しました。
 ・2017.10.5 男鹿市脇本第一小学校の児童が男鹿工場を見学しました。
 ・2014.2.14 秋田工業高等専門学校の学生が向浜工場を見学しました。

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