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創流100周年を迎えた「いけばな松生派」と当社の合板がコラボ!

 秋田県の生け花流派「いけばな松生派」が創流100年目を迎え、2019年4月20日と21日の2日間にわたり、秋田市のにぎわい交流館を会場に記念展「百花繚乱 百年のその先へ」を開催しました。この展示では、当社が2018年10月に「ウッドファーストあきた」へ提供した秋田県産杉合板を使った展示物が再利用され、木と花の鮮やかな融合が多くの人の注目を集めました。

秋田市にぎわい交流館で開催された
「いけばな松生派」創流100周年記念展「百花繚乱 百年のその先へ」

 松生派は1920年の創流から一貫して時代にマッチした生け花を求め、自由な発想で生ける新しい生け花の発信に尽力されているほか、生け花を通した若い世代との交流にも積極的です。秋田公立美術大学の皆さんが当社の秋田県産杉合板を使用して制作した約7mの「Slit bench(スリットベンチ)」。この作品を「ウッドファーストあきた」でご覧になった松生派の方から秋田公立美術大学へ連絡があり、大学の皆さんから協力を得たことで今回の展示が実現されました。



「ウッドファーストあきた」で展示された全長約7mの「Slit bench」

 

秋田県産杉合板を加工して「Slit bench」制作する秋田公立美術大学の皆さん

 秋田公立美術大学の皆さんが制作した「Slit bench」は、切り分けた合板を水平方向と垂直方向で交互に組み合わせることで一定の隙間(Slit)が作られています。この隙間があることで背もたれ越しに利用者同士が互いの存在を感じられ、杉の香りが持つリラックス効果も手伝って座る人同士の距離を縮めてくれます。今回の展示では、このベンチの隙間を生かして花が生けられ、当社の秋田県産杉合板と美しい花々の融合によって鮮やかで革新的な作品となりました。





 当社では、あらゆるところに(A)国産材(K)合板(G)を利用する「AKG50作戦」を展開しています。当社の合板が秋田公立美術大学の皆さんの手によってベンチとなり、さらに松生派の皆さんが花器として花を生けられたことで新たな価値が生まれました。当社は、建築分野をはじめ加工次第で様々な用途が生まれる合板の可能性をこれまで以上に追求してまいります。

「いけばな松生派」創流100周年記念展「百花繚乱 百年のその先へ」が秋田魁新報に掲載されました。
秋田魁新報 2019年4月20日(土)掲載

■関連リンク
  ・AKG50作戦
  ・2018.10.11 木のある暮らしを。「ウッドファーストあきた」に当社の合板を提供!
  ・2018.9.14 当社の秋田県産杉合板を使用した作品も展示。かみこあにプロジェクト開催中!
  ・2018.8.1 かみこあにプロジェクトの作品に当社の秋田県産杉合板を提供!
  ・2015.8.4 現代アートに当社の秋田県産杉合板!

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