2022入社式 新しい仲間と「感謝と決意」を胸に

 例年以上の大雪に見舞われた長い冬も終わり、秋田でも春の訪れを感じることができるようになってきた2022年3月22日、向浜第一工場のホールを会場に本年度の入社式を執り行いました。新しく仲間に加わった新入社員4名は、初々しくも凛とした表情で式に臨み、井上篤博代表取締役社長や役員、秋田プライウッド関連各社の代表者とともに入社の喜びを分かち合い、社会人としての決意を新たにしました。
 入社式は出席者の間隔を十分に取った座席配置とし、ホール内のドアや窓を開放、飛沫防止パーテーションを設置するなど新型コロナウイルス感染症対策を徹底して行いました。

 井上社長は、「若々しく希望に満ち無限の可能性を秘めている皆さんを秋田プライウッドの新しい仲間として迎えることができ大変うれしい」と新入社員に対し歓迎の気持ちを表しました。
 地球温暖化が自然環境や身近な生態系にさまざまな悪影響を及ぼしている現状に触れ、秋田プライウッドをはじめとする森林・木材産業は大気中にある二酸化炭素を固定化できる最先端に位置し、合板に代表される木材製品が炭素を貯蔵し続け地球温暖化防止に大きく寄与していることを、HWP(伐採木材製品:Harvested Wood Products)の考え方に言及しながら述べました。
 そして日本一の合板生産量を誇る秋田プライウッドは「植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える」という永遠の緑の循環を守って地球環境を保護することに努めており、「当社の事業そのものが【SDGs】達成に大きく貢献している」ことを説きました。
 結びに「森林が二酸化炭素を吸収するのと同じように、皆さんがいろいろなものをたくさん吸収して成長し、社会貢献を是とする当社メンバーの一員として大いに活躍してくれることを期待します」と激励しました。

 在職者を代表して、昨年入社し総務経理部に所属する大友周から歓迎の言葉が贈られました。新型コロナウイルス感染症の影響により様々な制限を課された学生生活や就職活動の苦労を気遣いながら、社会人としての第一歩を踏み出すことに誇りと喜びを感じてほしいと、歓迎と激励の気持ちを表しました。
 わからないことがあれば先輩社員に質問し訊ねることが大切だ、ということを入社して一年目で感じていることを述べました。物怖じせず質問をぶつけることで知識もつき、仕事に慣れて力を発揮できるようになるとアドバイスをしました。

質問することで仕事が達成に向っていくと伝える大友周

 井上社長や先輩社員からたくさんの激励を受け、新入社員を代表して澤木美晴が謝辞を述べました。「常に学ぶ意欲と向上心を持ち、ひとつひとつの仕事と誠実に向き合い、社会人としての自覚を持って精進していきます。」と述べ、一日も早く一人前の社員となれるよう最大限の努力をしていく決意を表しました。

感謝と決意を述べる澤木美晴

 新入社員による自己紹介では、秋田プライウッドの一員としての意気込みや目標を語りました。それぞれが持つ個性を十分に発揮し、大いに活躍してくれることを期待しています。

 秋田プライウッドは、企業理念である「地球環境の保護と住環境の充実」を目指して、新たな仲間を含めた全社員で持続可能な社会の実現に向けて“Active & Positive”に行動し、日本の森林の再生と地域社会へのさらなる貢献のため、これからも努めて参ります。

※写真撮影のためマスクを外しています

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