6月22日公示、7月10日投開票の第26回参議院議員選挙に向けて県内各地で選挙ポスター掲示板が設置されました。今回の参院選では県内25市町村で4,308カ所に掲示板が設置され、秋田市をはじめ、多くの市町村のポスター掲示板に当社の秋田県産杉合板が使用されています。

秋田県産杉合板の掲示板は雨風に耐えられる強度を持ち、表面が平らで滑らかで画鋲とシールの両方が使えることからポスターをしっかりと掲示することができます。掲示板の裏面には秋田県産材の使用基準を満たした製品に貼られる認定シールとJAS規格の品質を満たすことを保証するJAS(日本農林規格)マークが印されています。高い品質と強度を備えた秋田杉間伐材合板の掲示板は立候補者の訴えや思いを伝える大切な役目を果たします。
また掲示板にはQRコードが掲載され、スマートフォンなどで読み込むと最寄りの投票所が検索できることから投票率の向上が期待できます。


掲示板は縦約90cm、横は約2m30cmの大きさで、使用後には各自治体等でゴミ箱など別の資材として再利用され、最終的には当社でバイオマス発電の燃料として加工することで新たな合板を作るためのエネルギーになります。木材を様々な形で段階的に利用していく「カスケード利用」はCO2を長期間にわたり固定できるため、地球温暖化防止に大きく貢献することができます。




現在、地球温暖化が原因とされる異常気象の問題から日々の生活に関することなど、日本国内外では様々な課題が山積しています。参議院議員は6年という長い任期の中でじっくりと様々な課題に取り組むことができます。
県内各地の秋田県産杉合板の掲示板が各候補者の考えや大切な投票日もお知らせしていますので、掲示板を通して選挙への関心や投票率の向上が高まることを期待しております。

秋田プライウッド、セイホクグループ各社は新たな「森林・林業基本計画」で策定された合板用材の国産材利用量年間700万立方メートルの目標を目指して、「GO(合板)!700!」を新たにキャッチフレーズとして掲げています。国産合板等の伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力は脱炭素社会の実現に大きく貢献できます。
当社はこれからも国産材合板の積極的な利用によって、日本の森林の再生を図り、林業・木材産業を成長させ、地球環境の保護、地域への貢献を果たしてまいります。