2024年10月21日、秋田商工会議所は「第67回優良社員表彰式」を秋田キャッスルホテル(秋田市)で開催し、長年にわたり自社の発展に寄与した149人を表彰しました。
式典には商工会議所会頭をはじめ来賓や会議所会員企業の関係者が参列し、受賞者による社業への長年にわたる貢献を称えました。
式の冒頭で辻良之会頭から、秋田県は再生可能エネルギーにおける国内のトップランナーであり、成長に向けた大きな変化が生じてきており停滞から脱却しようとしているとして、今日ここに集まったのは各企業の中核を担う社員であり、これからもふるさと秋田のため一緒に頑張っていきたいと、お祝いと激励の挨拶がありました。
穂積志秋田市長からの祝辞の代読として秋田市産業振興部の吉田忍部長がステージに上がり、長年勤務された受賞者への祝意と地域産業への発展に対する感謝を表して、秋田市として今後も市街地のにぎわいの創出と交流人口の増加を目指していくと述べました。
優良社員表彰は商工会議所会員企業の社員で同一事業所に10年以上勤続した上で、業務に精励恪勤であることや技術が優秀であること、企業業績や地域活性化に貢献し他の模範となる社員が対象となり、今回は勤続40年以上が10人、30年以上40年未満が28人、20年以上30年未満が52人、10年以上20年未満が59人の計149人が表彰されました。
勤続40年以上の表彰者は壇上で辻会頭より一人ひとりに表彰盾が授与され、その他の勤続年数の部門では代表者1名が登壇し表彰状が授与されました。
当社からは「勤続30年以上40年未満」で倉田裕文(勤続30年6カ月)、「勤続20年以上30年未満」で荒谷秀樹(勤続20年10カ月)、「勤続10年以上20年未満」で米屋光敏(勤続14年1カ月)がそれぞれ表彰されました。
少子高齢化による人口減少など大きな課題を抱える中で、政府は2050年カーボンニュートラルの実現に伴うグリーン成長戦略を進めており、脱炭素化社会に向けて、森林資源の循環利用による二酸化炭素の吸収効果、木材製品の持つ炭素の貯蔵効果、非住宅・中高層建築物における木造化の促進など森林・木材産業は大きな貢献を果たすことができます。
当社は県内や国内の森林・木材産業の成長産業化に向けて、国産材合板の需要拡大を図るとともに、持続可能な社会の実現に向けた地域課題の解決のため努めて参ります。