男鹿市の児童・生徒の通園や通学が安全で安心なものであるために

 2025年3月25日、企業版ふるさと納税を活用した男鹿市のラッピングスクールバス等の導入事業が完了し、そのお披露目会が男鹿総合運動公園第一駐車場で開催されました。関係者らが参加して、男鹿市内の園児や児童・生徒たちの登下校が安全で安心なものとなるように願い、新たなスクールバスの完成を祝いました。
 当社は2023年4月に子育て支援を目的とした保育園バス購入や小学校等のスクールバス更新の事業に企業版ふるさと納税を通じて寄付を行い、この度、スクールバス・幼児通園専用ワゴン車・地域子育て支援センター軽ワゴン車の各移動車両合計7台が完成しました。

 お披露目会には菅原広二男鹿市長をはじめ市幹部職員、男鹿市若美南保育園の園児10名とその職員、当社から金田憲明取締役総務経理部長と古仲大樹男鹿工場長が参加。はじめに金田部長から菅原市長にレプリカキーを贈呈し、続いて「男鹿市で事業展開をさせていただいている企業として、地域に少しでもお役に立つことができればという思いから男鹿市による子育てや少子化対策の事業に協力させていただきました。また、幼少期から「木」や「森林」に親しみを持ち、木材が果たしている役割や文化等への理解を深める「木育」の一助にもなればと考え、車両のラッピングデザインを工夫させていただきました」と挨拶をしました。

 菅原市長からは車両の寄贈への感謝とともに、地域経済や文化への当社による貢献に対する感謝が述べられ、男鹿市が「子育て環境日本一」を目指している中、安全で安心に通園や通学ができるようになることがとても嬉しく、子どもたちの笑顔を見てこれからも頑張っていきたいと謝辞がありました。
 園児からは「秋田プライウッドの皆さん、バスありがとうございます!大切に乗ります!」と元気いっぱいのお礼をもらいました。若美南保育園は4月から「船越こども園」に統合されますが、今回導入された新しい車両で毎日通園し、健やかに成長してほしいと願っています。

レプリカキーの贈呈
金田部長の挨拶
菅原市長の謝辞
園児からのお礼のことば
船越こども園の通園車に一足早く試走する園児たち

 今回完成したのはスクールバス3台と幼児通園専用ワゴン車2台、船越こども園軽ワゴン車1台、地域子育て支援センター軽ワゴン車1台の合計7台です。
 スクールバスと幼児通園専用ワゴン車には、船川港船川地区にある社有林「アキプラの森 男鹿」や当社男鹿工場の写真、「合板4きょうだい」やなまはげのイラストなどをあしらい、森林資源の循環利用の大切さを伝えるデザインとしています。軽ワゴン車には赤と青のJR男鹿線車両と寒風山、なまはげキャラクターのイラストによって男鹿の風景を表すデザインとなっています。
車両による移動を必要とする男鹿市内のすべての子どもたちが安全・安心して保育園や小学校に通えるよう運行していただくことを期待しています。

スクールバス
幼児通園専用ワゴン車
幼児通園専用ワゴン車(船越こども園)
船越こども園軽ワゴン車(左)と地域子育て支援センター軽ワゴン車

 当社は環境保全活動に取り組む「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」への参加、防音壁を利用した「潮風ギャラリー」で地域の小中学生による絵画や防犯意識の向上を目指す標語の展示、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など行事・イベント開催の支援によって地域社会の維持・活性化に少しでも貢献したいと考えています。
 今後も地元企業として地域社会への貢献を果たしながら、男鹿市の子育て・教育活動への支援を継続し男鹿市が目指す「子育て環境日本一」に尽力して参ります。

TOP