秋田市文化創造館で5月3日(土)~5月5日(月)にかけて開催された「やってみる・つくってみる・あそんでみる実験室『ソウゾウカンラボ』」の「ソウゾウカンラボ拡大デー」に、当社向浜工場と住宅事業部の製造工程で発生する端材やむき芯を提供しました。
「ソウゾウカンラボ」は子どもから大人まで「作る」体験をしてもらうため、空き箱や紙袋・木の端材などの素材や様々な工作道具が揃う工作スペースで「ソウゾウリョク(想像力、創造力)」を駆使して思い思いに表現できる実験空間です。


工作スペース「ソウゾウカンラボ」は2024年4月27日~5月6日に特別開催され、その後7月に1階の「コミュニティスペース」で常設化されました。工作の素材として紙箱、雑がみ、木片、端材などがあり、道具はペン、セロハンテープ、ハサミ、カッター、のり、ボンド、グルーガン、トンカチ、のこぎりなどが用意されていて、自分がつくりたいものをつくるために必要な素材や道具が豊富にあります。豊富な素材を選んでアイデア次第で思う存分に「つくること」を楽しめるスペースとなっています。
この日訪れた子どもたちは普段はなかなか手にすることがない木の端材を使い小さな家を作り、紙やペンで様々にデコレーションしていました。









当社は「GO(合板)!700!」をキャッチフレーズとして、合板用材の国産材利用量年間700万㎥の達成を目指し国産材の需要拡大に努めており、様々なイベントへの合板・素材の提供や、コラボレーションの実施を通じて合板の新たな活用方法を追求しています。
カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、当社の国産材合板をはじめとする伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力を最大限生かしていくことが求められています。今後も合板を活用する様々な機会を通じて日常生活における木材利用の拡大や建物内の木質化を推進して参ります。



「ソウゾウカンラボ」は創造力を養うとともに木に実際にふれて、木を感じられる機会ともなっています。この体験によって子どもの頃から「木」や「森林」に親しみを持ち、木材が果たしている役割や文化等への理解を深める「木育」の場としても「ソウゾウカンラボ」を利用いただければ当社にとって大きな喜びです。
当社は今後も国産材合板の需要を拡大しながら森林資源を循環利用して、子どもたちの未来のために持続可能な社会の実現に貢献して参ります。
