チーム設立15周年という節目のシーズンに3年ぶりのチャンピオンシップ（CS）進出を目標に掲げ、秋田のチームカラーである「激しいディフェンス」にオフェンス力を上積みするため、得点が期待できる外国籍選手を補強してシーズンに臨みました。しかしながら強豪ひしめく東地区にあって他のチームもさらなるレベルアップを図っており、秋田は思うように勝ち星を伸ばせず28勝32敗の成績で東地区4位でシーズンを終了しました。
　田口キャプテンは一桁台の得点差で敗れた試合が10試合程度あった中で、それらを勝てていればCS進出も可能であったことを考えれば、非常に悔しいシーズンだったと振り返りました。また秋田ブースターの存在について、CS進出を逃したシーズン終盤のゲームでも試合会場をピンクに埋め尽くして熱狂的なブーストで会場を盛り上げてくれたことは、今シーズンに掲げた「熱狂」というテーマを肌で感じることができ、とてもありがたかった旨を述べました。「FIBAアジアカップ2025予選」の日本代表にも選出された赤穂選手は、CS進出の目標を達成できず悔しいシーズンであったこと、下位チームに敗れることが散見し連勝を伸ばすことができなかった無念さを振り返りました。
　最後に両選手からサイン入りパネルやウォームアップスーツ等の贈呈があり、当社社員ブースターからのサイン要請にも快く応じてくれました。

　当社はセカンダリーシャツやウォームアップスーツ、両チームのブースターが応援に専念できるよう美しい会場づくりに貢献するエコステーションの協賛や、会場の観客席の土台となる秋田杉間伐材合板の提供など様々な形でサポートしています。また、車を利用して来場する県外や秋田市外のブースターのため、当社の本社敷地の一部を臨時駐車場として開放。試合会場である「CNAアリーナ★あきた（秋田市立体育館）」までの直通シャトルバスの発着場とし今シーズンも利用していただきました。
　当社は今後もチームのオフィシャルパートナーとして、「来シーズンこそはCS進出を」と意気込むチームを秋田ブースターとともに支えていきます。

　2025年5月8日にはパーティーギャラリーイヤタカ（秋田市）を会場に「パートナーパーティー」が開かれ、スポンサー企業の関係者など約200人が参加して、選手やスタッフからシーズン中の応援に対する感謝が表されるとともに、来シーズンに向けた決意が伝えられました。
　水野社長は今シーズンの得点力不足を課題に挙げて、オフェンスを任せられる選手を補強したいと述べ、2026年「Bプレミア」スタート前のラストシーズンでの活躍に対する覚悟が伝えられました。前田顕蔵ヘッドコーチは契約最終年となる来シーズンが勝負の年であると強い思いを表し、田口成浩主将は悔しさを味わったシーズンだったとして、一人ひとりがオフシーズンにするべきことをし、強くなってブースターの皆さんと会えることを楽しみに頑張りたいと決意を述べました。

　チームが目指したCS進出には届きませんでしたが、2024年12月には2026-27シーズン初年度からの「Bプレミア」参入が決定し、2025年3月には新アリーナとなる新県立体育館の整備・運営事業者も決定、2028年秋に予定されるホームアリーナ誕生に向けて具体的に動き始めています。国内最高峰リーグ「Bプレミア」で戦い続ける秋田ノーザンハピネッツ。プロバスケットボールのトップクラスのプレーがこれからも「秋田で間近に」見ることができるのです。
　当社はこれからもオフィシャルパートナーとして、"バスケで秋田を元気に"をモットーに、県民にハッピーとワクワクを届けるチームとともに秋田を盛り上げ、秋田の元気の創出に貢献して参ります。