秋田ノーザンブレッツ 新体制で臨む初戦を勝利!

 2025年5月25日(日)「2025ジャパンラグビートップイーストリーグ春季交流トーナメント」の2回戦、秋田ノーザンブレッツと大塚刷毛製造BRUSHES(埼玉)の対戦が秋田スポーツPLUS・ASPスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場)で行われました。新たな選手が加入し新ヘッドコーチを迎えた新しいチーム体制で臨む初の公式戦となった一戦は、雨が降る難しいコンディションの中で選手たちは躍動して勝利を収め、2025シーズンの好スタートを切りました。

 試合の序盤、秋田はミスなどから攻め込まれ、立て続けにトライを許し12点差を追う展開となります。秋田は前半27分にマイボールラインアウトからモールを形成して相手ゴールに迫り、左サイドを突破した#2谷虎太郎選手によるトライが決まります。前半終了間際にも谷選手がトライを奪って14-12で折り返します。
 後半は今シーズン目指している「ディフェンスを軸に粘り強く戦うチーム」を再確認した選手たちが激しいタックルや人数をかけた守備を通して強度を高めて大塚刷毛のミスを誘発させることに成功。相手陣に攻め込み得た反則によってペナルティゴール(PK)を選択し、#10小林広気選手が3本連続で決めて勝ち越し、さらに点差を広げます。
 後半38分には2024パリ五輪銅メダルを獲得した現役ブリッツボッカ(南アフリカ7人制代表)で期待の新加入である#15ショーン・ウイリアムス選手がこぼれ球に反応し自らのキックとランで電光石火のスピードで相手陣に攻め入り、勝利を決定付けるトライを奪って35-19で秋田の勝利となりました。

スクラムで何度も体を張りながら2トライでチームを鼓舞した谷虎太郎選手
五輪メダリストのポテンシャルを存分に発揮したショーン・ウイリアムス選手

 今シーズンは秋田ノーザンブレッツ、横河武蔵野アトラスターズ、富士フイルムBIグリーンエルクス、ライオンファングス、大塚刷毛製造BRUSHESの5チームがホスト&ビジターで全8試合を行う中で、秋田は全勝によるリーグ優勝を目標に掲げています。
 一つの企業によるバックアップがあるチームと異なり、秋田は選手たちの多くがそれぞれ違う企業や団体に所属し仕事をしながらプレーを続けており、練習時間の確保などの面でハンデを抱えながらも「ラグビーで秋田を元気にする」ため日々ラグビーに打ち込んでいます。
 当社は秋田のために激しい練習で体を鍛え、勝利を目指して体を張る選手たちをトレーニングウェアやスタッフウェア、ピッチバナー、応援フラッグの協賛を通して2015年からオフィシャルスポンサーとしてサポートしています。

試合前のウォーミングアップを行う選手
スコアボード下ピッチバナーが勝利を後押し
トライを称えるフラッグがはためき勝利が近づく
今シーズンの活躍を期する当社社員の辻駿哉(つじ しゅんや:流通経済大卒)

 期待の新戦力が躍動し初戦を勝利したことで期待が高まる今シーズン。秋田のために、勝利のためにトレーニングを重ねる選手たちはそのフィジカルの強さを活かして地域の美化・清掃活動、大雨で被害のあった地域での復旧活動、除雪ボランティア、献血活動の参加など様々な活動で地域への貢献を果たしています。
 秋田プライウッドはこれからも「ラグビーで秋田を元気にする」というクラブ理念のため戦いを続ける秋田ノーザンブレッツを「秋田のワンチーム」の一員としてサポートして参ります。

TOP