原木の素材生産から国産材合板の製造までを行う一貫したビジネスモデルの中で、計画的な植林や間伐、皆伐を通じて持続可能な森林経営を実践しています。「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」を繰り返し行う森林環境事業は、国内の森林保全や再生、地球環境の保護に大きく貢献することができます。

計画的な手入れにより適切に管理された森は二酸化炭素を多く吸収し、動植物の生態系をつくる恵み豊かな森です。しかし、管理されずに放置された森は木々が密集し、地面まで日光が届かないために下草が育たず土壌の流出が進むなど、土砂災害等が起こりやすい危険な森になってしまいます。
未来への財産として美しい森を残すためには、適切な管理が欠かせません。

苗木生産
2019年から育苗事業として少花粉スギや普通スギ、カラ松の苗木生産(コンテナ苗)を開始。成長性に優れている「秋田版エリートツリー」、積雪の重みによる根元曲がりが小さい「雪害抵抗性スギ」などの新たな品種の生産にも着手しました。「伐ったら植える」という再造林をさらに推し進めるため、育苗事業の拡大を図っています。



植林・育林
森林県である秋田県は「カーボンニュートラルに挑戦する再造林拡大事業」として、森林の若返りを図り二酸化炭素を吸収する働きを向上させることでカーボンニュートラルに貢献し、木材利用と再造林による資源の循環利用を促すことで林業・木材産業の成長産業化を進めています。当社は、秋田県が目指している再造林率の向上に貢献できるよう植林・育林を推し進めています。



原木生産
高性能林業機械によって作業を省力化、効率化しながら素材確保の体制を構築しています。森林資源の適切な循環利用が欠かせないという考えのもと、合板工場や製材会社等が原木を安定的に確保するため林業へ参入する「林産複合型経営」として中・長期にわたり持続的な林業経営の一端を担っています。



社有林 アキプラの森
秋田県各地にある社有林「アキプラの森」では美しく、健全な森を目指して定期的な下刈りと間伐作業を行っています。

アキプラの森
鳥海

アキプラの森
小町

アキプラの森
横手

アキプラの森
小安峡

アキプラの森
男鹿
山林に関するお問い合わせ
日本には持ち主の高齢化や、国産材の需要低迷の影響など様々な理由で管理されずに放置されている山林が多くあります。当社の森林環境事業を担うエーピーフォーレ株式会社は「立木の買受」や「長期森林経営の受託」など、山林の管理に関する様々な業務を請け負っており、山林に関するお悩みを解決しています。
- 山に行く時間がない/高齢になり今後の山の管理が不安
- 立木だけを買い取って欲しい
- 所有している山をどのように管理していけばいいのか分からない
- 子どものために美しい山を残したいなど
当社の森林環境事業を担うエーピーフォーレ株式会社が山林の管理を請け負うことで、山を持つ方々の悩みを解決し、国内の森林保全・再生を促進します。