合板事業
合板って?

 合板とは、丸太(原木)をうすく切ったもの(単板)を木目が直角に交わるように重ねて、接着剤ではり合わせた板のことです。
 木材は、古くから人間の生活と深い関わりを持ってきました。合板は、自然の木の利用しにくいところを製造の技術でカバーして、自然の木よりも強く幅広い、伸びちぢみの少ない優れた材料に作り上げたものです。

合板の構造

完成した合板(サンプル)

合板の特徴

  • 重さのわりにその強さが大きい
  • 広い面積にすることができる
  • 伸びちぢみが少ない
  • 切ったり、クギ打ちがかんたんにできる
  • 面としての強さがあるので耐震性に優れる(ゆれに強い)
  • 熱伝導率(熱の伝わり)が小さく・比熱(あたためる力)が大きい
  • 電気伝導性(電流の流れやすさ)が少ない
  • 音や機械的な振動(ゆれ)を吸収する
  • 見た目やさわった感じが優しい
  • 木材だからなごやかな感覚を与える

身近なところに使われている合板

 合板で作られているものは、私達の身近なところにあります。天井や屋根、壁、床などの住宅を立てる時の木材(建築建材といいます)をはじめ、家具や自動車、楽器など、様々なものに合板が使われています。
 秋田プライウッドでは、秋田杉などの間伐材を使った住宅建築資材を中心に、木の温もりと香りを活かした合板を作っています。

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