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当社社長 井上篤博のインタビュー動画が公開されました。

 『林業復活・地域創生を推進する国民会議』のホームページの「リーダーズインタビュー」に、当社社長でセイホク株式会社の代表取締役社長も務める井上篤博のインタビュー動画が掲載されました。成熟期を迎えた日本の森林資源の有効活用や木材のカスケード利用の重要性、セイホクグループが取り組む『木の300%利用』の紹介、日本の森林の再生と地域への貢献活動など、当グループ共通の企業理念である「地球環境の保護と住環境の充実」を目指した取り組みについて、お話させていただいています。

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 当社を含めたセイホクグループでは、「木材のカスケード利用」に取り組んでいます。木材は汎用性が高く、その形状や性質・状態に応じて様々な形で多段的に利用し、最後まで余すことなく使い尽くすことができます。この「木材のカスケード利用」は、大気中の二酸化炭素(CO2)を長期間にわたって固定化させるため、地球温暖化の対策として非常に有効です。

 収穫した木材を原料に合板やLVLといった製品を製造(100%)、使用後の合板やLVLを回収しパーティクルボード(PB)等に再加工するマテリアルリサイクル(200%)、さらにはこれらのPB等を回収、木材繊維が疲弊した廃木材を燃料としバイオマス発電に利用して電力と熱源を発生させるサーマルリサイクル(300%)を行います。
 このような取り組みにより、セイホクグループでは国産木材を300%活用することで地球環境の保護につなげて参ります。

300%カスケード利用

 木材は吸収した炭素を固定化して成長し、伐採されて製品となり最終的に燃料として利用されるまで炭素を排出しません。さらに、燃やしたときに排出される二酸化炭素は成長時に取り込んだ炭素と同等であるため、化石燃料などと異なり大気中の二酸化炭素の増加を抑えることができます(カーボンニュートラル)。森林を伐採した後には植林をし、やがて木は成長とともに多くの二酸化炭素を取り込むことから、持続可能な森林経営を実践することでさらなる炭素の固定化につながります。

カーボンニュートラル

 日本の森林は現在 成熟期を迎えており、原料化をさらに推進していくことがとても重要であり、木材のカスケード利用を通じて日本の森林を有効活用することが大切です。住宅や家具は「炭素を固定化する機能」を有しており、それが都会で使用されているものであっても森林と全く同じ機能と役割を果たしているのです。
 秋田プライウッドを含むセイホクグループでは、これまで以上に国産材合板の利活用を推進し、日本の森林の再生と地域への貢献を果たしていきたいと考えています。

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