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向浜第二工場の操業再開について

 この度、当社向浜第二工場が完工し、生産を開始致しました。ひとえに皆様方より授かりました、ご支援とご協力のおかげによるものと、深く感謝し御礼申し上げます。

 平成28年4月6日の火災に際しましては、皆様には多大なご迷惑、ご心配をおかけ致しました。改めまして深くお詫び申し上げます。
 我々の不始末に起因した火災であったにもかかわらず、復旧再建に漕ぎ着けるまで皆様の絶大なご協力を賜り、如何に皆様のお力添えにより業務遂行できているかということを、身に染みて感じた次第でございます。重ねて感謝致したく御礼申し上げます。



 

 事故発生直後より工場の安全管理体制を再度入念に見直し、秋田市消防本部と合同で行った防火対策検討会でご提言頂いた課題を基に、全社一丸となって安全管理、防火対策について幾度も検討を重ねて参りました。今回、向浜第二工場の設備を刷新し、防火対策の強化について深く協議を重ね、お陰様を持ちまして向浜第二工場は3月1日より操業を再開致しました。



工場内の制御盤を操作すると工場に隣接した消火ポンプが作動し、
20tの水を蓄える消火水槽から消防用水を供給します。

 

 向浜第二工場建設にあたりまず重点的に力を注いだのが、防火設備増強、消防用水の確保、社員の危機対応意識の再教育など、安全管理体制の強化と社員の安全確保です。常に高い意識で、安全を最優先として掲げる会社であり続けます。





 

 これまで向浜第二工場では厚物構造用合板を主として生産して参りましたが、全ての生産ラインへ最新設備を導入することにより、フローリング基材へ使用する国産材フロア台板を始め、様々な国産材合板の生産が可能になりました。向浜第二工場の生産能力は10,000m³/月から13,000m³/月に増強され、生産効率の向上や省力化が可能になった事から、事故発生以前の国産材使用量を5,000m³上回る50,000m³/月を目標に、向浜第一工場、向浜第二工場、男鹿工場の3工場が連携して国産材合板の生産、安定供給に取り組んで参ります。

 当社は、事故の重大性を真摯に受け止め、今後決してこのような事故が発生することが無いよう、再発防止対策や安全操業確保の施策を実施していきます。そして、安心安全な会社であることを胸に刻み、全社を挙げて管理体制の強化をし、秋田県産材を始めとする国産材から製造される良質な製品を、お客様に充分にお届けすることを固くお約束し、常に前に向かって進み続けて行く所存であります。

■関連トピックス
  ・2016.10.1 向浜第二工場の再建に向けて。
  ・2016.10.1 秋田市消防本部と防火対策検討会を開催しました。

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