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今年も秋田林業大学校からインターンシップ研修生を受け入れました。

 2015年4月に開校し今年で3年目を迎える秋田林業大学校では、「国の宝は山なり、山の衰えは即ち国の衰えなり。(秋田藩家老、渋江政光)」を理念とし、実践的で実務重視のカリキュラムや少人数制の研修により、社会や企業が求める専門的な技術を持ち地域を支える「若い林業技術者」を養成しています。

 当社では開校当初からインターンシップを受け入れており、今年は1年生3名、2年生2名、計5名の研修生が当社を訪れました。

 平成29年7月、1年生3名は5日間、2年生2名は計13日の研修を行いました。研修では当社の事業を知っていただいた上で、主に森林事業部の伐採現場研修に取り組んでいただきました。





当社の指導員の下、伐倒作業に励む研修生

 

 現場での作業が初めての研修生も日を追うごとに手際よくスムーズに伐倒できるようになり、常に安全を心がけて作業する様子が見られました。また研修生は学ぼうとする姿勢がすばらしく、質問や指導員との交流を通してスキルアップを図り、技術を身に付けようとする気合いを感じました。当社の指導員も研修生の想いへ応えるように一層熱を込め、丁寧に指導しました。



伐倒した木を加工する「ハーベスタ(伐倒造材機)」の操縦

 

 5名の研修生のうち2年生2名は8月28日(月)より研修を再開し、現在も山林での作業に励んでいます。研修生は「指導員のサポートを受けながらも、しっかり安全確認をしつつより早く正確に、手際よく伐倒できるようにしたいです。」と今後の意気込みを語り、また「日々、前日より伐倒する時間が短くなったと感じています。」と成長を実感しているようでした。

 木材生産現場では、担い手の確保や作業の効率化など課題がまだ多く残されているのが現状です。主伐に伴う再造林作業も増えてきた今、地球環境の保護を企業理念の一つとする当社は、作業者及び作業効率化を図る指導者の育成に尽力しています。





秋田林業大学校2年生の下田さん、木村さんは来年3月に卒業を迎えます。

 

 秋田林業大学校が養成する「若い林業技術者」は今後さらに必要不可欠な存在となっていきます。研修生の皆さんは研修で学んだことを胸に、木材産業の世界で活躍するための準備をしっかり整え、秋田の林業を牽引する存在となることを願っています。
 当社は今後も秋田林業大学校と協力し、日本の林業を支える人材の育成・サポートに尽力して参ります。

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