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秋田林業大学校の研修生がインターンシップ研修で奮闘中!
日本三大美林の一つとされる秋田杉に恵まれ、全国トップクラスの森林資源を有する秋田県。育成した森林資源の活用と「若い林業技術者」の養成を目的とした「秋田林業大学校」が開校して3年、今年最初のインターンシップ研修には秋田林業大学校の1年生3名が訪れ、2週間にわたる冬期現場でのインターンシップ研修をスタートしました。
インターンシップ研修は、研修生が在学中に自分の専門性や将来進みたい道に関連した企業で実際に就業体験を行うものです。自分が目指す場所で働く人々と触れ合う事で職業理解を深め、将来についてより明確なビジョンを持てるようになります。
今回、冬の森林でのインターンシップ研修は当社としても初の試みで、風が強く吹きやすい冬の伐採現場で研修を行います。安全のため、風の強さに注意しながら伐採現場研修に取り組んでもらい、伐倒した丸太を高性能林業機械で加工、運搬する一連の流れを学んでもらいます。研修生たちは2018年1月22日〜2月2日までの2週間、森林事業部の社員に同行し、伐採現場で多くの経験を積んでいきます。
チェーンソーの入れ方や方向、年輪と樹齢の解説
伐採現場の作業に入る前、2018年1月19日には向浜第一・第二工場で工場見学を行いました。伐倒した木がどのように加工され、製品となっていくかを研修生の皆さんに学んでもらい、製品化の流れについて見識を深めました。これは目の前の木だけでなく、その先の製品をイメージした仕事ができるよう、また一つ一つの作業が全体の工程でどのような意味を持つか意識してもらうためです。
また、当社の森林環境事業についても学び、森林の適切な管理による持続可能な森林経営が、森林保全、ひいては地球環境の保護につながることへの理解を深めました。
伐採現場では、次世代の担い手確保や作業の効率化など課題が多く残されています。しかし、今後「若い林業技術者」が育ち、森林経営を実践できる大局的な視点を持ってくれたなら、多くの課題は解決に向かい、林業に夢を持つ若者の道しるべとなるのではないでしょうか。当社は今後も秋田林業大学校と協力し、次世代を担う人材の育成・サポートに努めてまいります。
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