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木のある暮らしを。「ウッドファーストあきた」に当社の合板を提供!

 毎年10月は「木づかい推進月間」として、木に関する様々なイベントが全国的に開催されています。秋田県では2018年10月7日(日)、秋田駅の東口と西口をつなぐ自由通路「ぽぽろーど」を会場に「ウッドファーストあきた」が開催され、多くのお客様へ秋田県産木材の魅力を発信しました。当社は、このイベントに出展する秋田公立美術大学へ秋田県産杉を使用した合板(12mm)200枚を提供し、出展作品の制作をサポートしました。

「ウッドファーストあきた」のチラシ(オモテ面/ウラ面)

 


秋田駅 (東口)


秋田駅東西連絡通路「ぽぽろーど」

 

 このイベントでは秋田県産材の魅力を知ってもらうことで木材を優先的に利用するウッドファーストな暮らしの魅力を伝え、人々の生活に温もりを与える県産材の利用促進を図っています。また、会場となった秋田駅は昨年4月にリニューアルし、秋田県産材を使った木に癒されるデザインが評価され、ウッドデザイン賞2017で最優秀賞を受賞しています。


ウッドファーストあきた会場案内


ウッドデザイン賞2017 最優秀賞を受賞

 

 当社が提供した合板は、秋田公立美術大学の皆さんが制作した全長約7mの木製ロングベンチ「Slit bench」に使用されています。制作を指揮した秋田公立美術大学に勤める船山さんと萩原さん(景観デザイン専攻)からは「地域の風土や文化に裏打ちされた人、物、自然が織りなす生活の営みを秋田県産杉の合板を使ったベンチで表現できたことを大変嬉しく思っております。」とお礼の言葉をいただきました。

全長約7mの「Slit bench」 左側はハイカウンター、右側がベンチ

 



背もたれの板と座面の板を直角に交差させて制作

 

 この「Slit bench」は切り分けた合板を水平方向と垂直方向で交互に組み合わせることで一定の隙間(Slit)を作り、背もたれの隙間を介して利用者同士が互いの存在を感じ取ることができるデザインになっています。座る人同士の距離を縮め、杉の香りでリラックスできるほか、飲み物を置いたり立ち話もできるようハイカウンターを設け、様々な用途にご利用いただけます。

 当社では、あらゆるところに(A)国産材(K)合板(G)を利用する「AKG50作戦」を展開しています。当社の合板に秋田公立美術大学の皆さんの手が加わったことで、これまでにない新たな可能性が示されました。加工次第で様々な使い方が考えられる合板、当社はその可能性をさらに追求してまいります。


ハイカウンターで立ち話をする学生たち


裏側は全面ベンチになっています

 


ベンチで仲良く寛ぐご夫婦


隙間から光が漏れるハイカウンター

 


「Slit bench」のコンセプトと解説
木の温もりあふれる公共空間を提供


制作した秋田公立美術大学
景観デザイン専攻の紹介

 

 「ウッドファーストあきた」の会場には、子どもたちが木に親しみを覚え、木を使うことの大切さを学ぶもくいく活動の場として、木のおもちゃ作りや積み木など親子で楽しめるコーナーが用意されました。小さい頃から木に馴れ親しみ、木材の良さや利用の意義を学ぶことは積極的な木材利用につながり、森林の循環を促して森林の再生を進めます。多くの森林資源を有する秋田県にとって、この木育活動は非常に重要な活動となっています。



多くの方にご来場いただきました

 当社は国内最大の合板生産量を誇る企業として県産材を積極的に利用するとともに、子ども向け木育用絵本「木のはなし」などを通して木育活動にも取り組んでいます。これからも県産材をはじめとして国産材の利用を推進し、国産材合板のさらなる活用を通して日本の森林再生と地域の発展へ貢献してまいります。

■関連リンク
  ・2018.10.5 2017年の木材自給率が公表されました。
  ・2018.9.14 当社の秋田県産杉合板を使用した作品も展示。かみこあにプロジェクト開催中!
  ・2018.8.1 かみこあにプロジェクトの作品に当社の秋田県産杉合板を提供!
  ・2015.8.4 現代アートに当社の秋田県産杉合板!

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