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地域の中学生へ魅力を発信!「中学生向け地域企業ガイダンス」に参加しました。

 2019年5月24日(金)、秋田地域振興局の主催で「中学生向け地域企業ガイダンス」が秋田県潟上市の天王南中学校で開催されました。このガイダンスでは、地域の中学生に地元企業の魅力を知ってもらうことで将来の県内就職につなげることを目的として、地元企業17社のほか秋田県庁や秋田県警など官公庁も参加しました。
 ガイダンスには、秋田県潟上市の天王南中学校、天王中学校、羽城中学校の3校から中学2年生の生徒たち約250名が参加しました。生徒たちは15名ほどのグループに分かれて地元企業4社から直接話を聞き、その魅力を学んでいきます。生徒たちはとても意欲が高く、講義の内容を漏らさずメモするなど非常に積極的な姿勢が見られました。

教室が各企業のブースになり、まるで授業のように進行します

 


ガイダンスに参加した約250名の生徒たち


各グループ15名ほどで企業ブースを訪問

 

 企業ブースとして各社に1室ずつ教室が割り当てられ、まるで授業のようにガイダンスを進めていきます。当社は黒板以外にもプロジェクタースクリーンや大判パネル、「木のはなし」絵本やオリジナル鍋敷きなど様々なグッズを使って生徒たちに合板の魅力を伝えました。合板は建物の壁や床だけでなく中学校で使う椅子や机、黒板や楽器など身の回りの様々なところに使われていることを話すと、生徒たちは一様に驚いた様子で周囲を見渡していました。



プロジェクタースクリーンと大判パネルで住宅に使われている合板の解説

 


木を使うことの大切さを学ぶ
木育用絵本「木のはなし」


合板に触れて構造を体感できる
当社のオリジナル鍋敷き

 

 当社では高校生向けの企業説明会でも「現在の日本で森林の木を利用して合板を作ることは環境にとって良いことか、悪いことか、どちらだと思いますか?」という質問をしています。このガイダンスでも同様の質問を中学生たちに尋ねたところ、多くの生徒は「悪いことだと思う」と答えていました。
 しかし、現在は日本の多くの森林が放置され、非常に多くの木が活用される時期を迎えているため、木をたくさん使うとともに「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」という森林の循環を繰り返し実践することで森林の再生を進めることができると伝えると、生徒たちは強く印象に残ったようで一斉にメモを取っていました。

多くの生徒たちが森林の木を使うことは「悪いことだと思う」と答えます

 

 



講義を受けて用紙が埋まる勢いでメモを取る生徒たち

 

 どの学校の生徒たちも学ぶ姿勢が素晴らしく、質疑応答では合板に使われる樹種や合板の価格、仕事のやり甲斐や仕事の楽しみなど質問内容は多岐にわたりました。今回のガイダンスで生徒たちが県内企業の魅力を知り、関心を持つことで将来の進路選択に生かしてくれれば幸いです。



生徒たちの様々な質問に答えた質疑応答

 

 当社では工場見学やインターンシップ研修など地域の次代を担う若者の育成を支援するべく、各学校や特別支援学校からのご依頼を受け付けております。今後とも地域の一員として、若者の県内就職と地域社会の発展に貢献できるよう努めてまいります。

■関連リンク
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