ホーム>全国山林苗畑品評会「林野庁長官賞」表彰式に井上篤博社長が出席

全国山林苗畑品評会「林野庁長官賞」表彰式に井上篤博社長が出席

 2019年9月5日(木)、「全苗連生産者の集い」が愛媛県の松山市総合コミュニティセンターで開催され、平成30年度全国山林苗畑品評会の表彰式が執り行われました。当社グループのセイホク株式会社が林野庁長官賞を受賞し、当社の代表取締役社長であり、セイホク株式会社代表取締役社長でもある井上篤博社長が表彰式に出席しました。
 全国山林苗畑品評会は、全国の民営苗畑における育苗技術と経営の改善意欲の高揚を図り、優良種苗の生産及び苗畑経営の改善向上に資することを目的に毎年実施され、都道府県単位の審査で選ばれた後、地区単位及び全国単位の審査を経て選考されています。会場には約400名の参加者が集まり、個人と団体の受賞者への表彰が行われました。



 

 セイホク株式会社森林事業部が生産した抵抗性クロマツ苗は、その品質や管理方法が特に優秀であると高く評価され、2019年3月に「平成30年度宮城県山林種苗苗畑品評会」において最優秀賞を受賞しました。これを受けて、宮城県から国に推薦され、今回の「林野庁長官賞」受賞の運びとなりました。


林野庁長官賞を受賞した皆さん


井上社長と森林事業部の阿部定清課長

 

 秋田プライウッドでも2019年4月に国産カラ松や少花粉杉等の苗木生産(コンテナ苗)を開始しました。コンテナ苗は、細長い切り込みがあり、底面に大きな穴が開いている構造で、水平方向の根巻きを防止し、根が空気に触れると自然に根の成長が止まる「根切り」ができる根鉢付き苗です。細長い形状の根鉢によって効率的な植付け作業を行うことができ、苗も根付きやすく、植栽時に乾燥等にさらされにくく、根が傷まないなどの特徴があります。植林作業のコスト低減や苗木生産の効率化が期待されるコンテナ苗は、低コスト造林を推進する苗木生産技術として、全国的にも徐々に生産量が増加しています。





 

 自社で育苗する苗木生産のほか、高性能林業機械を駆使した効率的かつ計画的な森林管理を行うことによって、持続可能な森林経営を実践しております。これまで以上に「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」を繰り返し、森林の循環を促して、未来の地球環境のため資源循環型社会に貢献していきます。





 セイホクグループ各社は「あらゆるところに(A)国産材(K)合板(G)を活用」する「AKG50作戦」を展開し、2025年までに日本の木材自給率50%以上達成を目指しています。また適切な森林管理を実践しながら、地域産業の発展、雇用の創出など地域への貢献を目指しています。今後も国産材の積極的な活用を続け、日本の森林の再生と地域への貢献に向けた事業を進めてまいります。

■関連リンク
  ・2019.02.01 秋田林業大学校の研修生が当社の森林管理を体験!
  ・森林環境事業

▲ページトップへ