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当社の木材チップが男鹿水族館GAOのホッキョクグマ産室で活用されています。

 男鹿水族館GAOの中でも特に人気のあるホッキョクグマ。当社は2012年からホッキョクグマが出産する部屋である「産室」に木材チップをプレゼントしています。今年も産室整備の季節を迎え木材チップの袋詰め作業が男鹿工場で行われました。
 この木材チップは2019年3月に兵庫県姫路市立動物園より豪太の花嫁として男鹿水族館GAOにやって来た「ユキ」へプレゼントされました。





 

 野生のホッキョクグマのメスは出産期になると雪へ穴を掘り、その中に籠って出産・子育てをします。男鹿水族館GAOで「ユキ」が落ち着いて出産に臨めるように、大量の木材チップで部屋を敷き詰めて、安心して出産できる環境を作ります。また木材チップはカビ、ダニなどの発生や繁殖を抑制したり、消臭やリラックス効果を期待できます。


むき芯材を加工した木材チップを敷いた産室


産室内で過ごすユキを映すモニター

 

 今年の春に繁殖行動が見られた豪太とユキですが、今の技術ではホッキョクグマの妊娠を出産前に確定させることが困難で、ユキは「妊娠している可能性がある」という状況です。豪太に嫁いで1年も経っていないユキですが、木材チップの産室での新しい命の誕生が期待されています。
 ホッキョクグマの飼育下での自然繁殖は非常に難しく、国内では男鹿水族館GAOを含め数カ所でしか成功例がありません。このまま豪太とユキの子どもが誕生することになれば、男鹿市はもちろん秋田県が大きな喜びに包まれるに違いありません。


男鹿のシンボル男鹿水族館GAO


男鹿水族館GAOの人気者「豪太」

 

体重を測定する「ユキ」


 秋田プライウッドの男鹿工場では、防音壁を利用して小中学生の絵画を展示する「潮風ギャラリー」や清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」への参加など、地域の環境・景観の保全を目的とした活動を行なっているほか、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など様々なイベントへの協力を通して、地域活性化の一端を担っております。昨年オープンした複合観光施設「オガーレ」敷地内のドッグランには木材チップを提供し、愛犬たちが元気に駆け回ります。
 2012年、男鹿水族館GAOで初めてとなる出産をした「クルミ」は当社の木材チップが敷かれた産室で子育てをしました。今度はユキと赤ちゃんがそろって展示場に姿を見せてくれる日を楽しみにしながら、これからも当社は男鹿水族館GAOのホッキョクグマの「豪太」と「ユキ」を応援します。

「ホッキョクグマのユキおめでた? 出産想定し準備、GAO」が秋田魁新報に掲載されました。
秋田魁新報 2019年10月13日(土)掲載


■関連リンク
  ・2017.12.5 今年も男鹿水族館GAOのホッキョクグマ「クルミ」へ木材チップをプレゼント!
  ・男鹿水族館GAO

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