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「農業の祭典」の賑わいを当社の合板が支えました

 秋田県種苗交換会が2019年10月30日から11月5日の7日間にわたり大館市で開催されました。秋田県種苗交換会は今年で142回を迎えた秋田が全国に誇る農業の一大祭典です。期間中は、農産物出品展示や農業機械化ショー、JA地産地消展、農林業関係団体参考展示、大館市農工商フェアなど様々なイベントが実施され、約81万人の来場者で賑わいました。

農業機械化ショーの会場となったニプロハチ公ドーム



 秋田県種苗交換会は農家同士で優れた農産物の苗や種子を持ち寄って交換したり、栽培技術の向上のために勉強会や情報共有をする機会を設けたのが始まりとされています。第1回の1878年から今年2019年の第142回まで、明治から始まった長い歴史の中で一度も中止になったことがなく、関係者や農家が一緒に力を合わせて、昭和の戦争などの動乱の時代を乗り越え、交換会を守り続けてきました。
 毎年、秋田県内の各地を持ち回りで開催されており、農業のさらなる発展を目指す「農業県」秋田を象徴するイベントです。

農産物出品展示が行われた主会場のタクミアリーナ



農家が精魂込めて作った
農産物が展示された主会場


多くの来場者が足を止めた
農業機械化ショー

 

 当社の合板は農業機械化ショーの会場となったニプロハチ公ドームで使用されました。来場者通路や大型農業機械の展示床として、2,000枚を超える秋田県産杉合板(12mm)が敷き込みされました。多くの来場者が行き交う通路、大型機械を支えるための土台として、強度が求められた中で秋田県産杉合板がその役割を果たしました。
 最新の農業機械が並び、多くの来場者が訪れて大いに賑わった会場において、当社の合板は安全で快適な会場づくりに貢献することができました。



 

 当社は森林・林業再生プランで策定された目標「2025年までに日本の木材自給率50%以上」を達成すべく、あらゆるところに(A)国産材(K)合板(G)を活用する「AKG50作戦」を展開し、国産材合板を様々な場面で活用しており、今回の種苗交換会会場での合板使用もその一環となります。
 合板製造を中心に、フローリングや建材加工、木質リサイクル事業など木に関するあらゆる事業を展開しながら、国産材を積極的に活用しています。


秋田市立体育館観客席


選挙ポスター掲示板

 


かみこあにプロジェクト展示作品


生け花流派「いけばな松生派」展示

 

 今回会場となったニプロハチ公ドームは木造ドームでは世界最大級とされ、ドームの屋根には樹齢60年以上の地元産秋田杉が約25,000本使用され建築されたものです。また、通路や展示床としても秋田県産杉合板が使用されて、県内外から訪れた多くの来場者に木材利用の状況や可能性を感じてもらうことができました。「木を使い、植えて、育てること」が森林の循環を促し、森林環境や地球環境の保護につながっていきます。当社はこれからもAKG50作戦を推進し、日本の森林再生と森林環境の保護、地域への貢献を果たしてまいります。

■関連リンク
  ・2019.9.6 かみこあにプロジェクトで当社の秋田県産杉合板がアート作品に!
  ・2019.5.10 創流100周年を迎えた「いけばな松生派」と当社の合板がコラボ!
  ・2019.4.10 統一地方選挙の掲示板には秋田県産材を利用した当社の合板が使われています。
  ・2019.1.4 秋田プライウッドオリジナルお菓子でAKG50作戦をアピール!
  ・AKG50作戦

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