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男鹿市立払戸小学校の3年生が男鹿工場を見学!

 当社は地域社会への貢献活動の一環として、学生や生徒・児童に対して当社の工場を見学してもらう取り組みを実施しています。
 2019年10月30日(水)、男鹿市立払戸小学校の3年生12人が社会科学習の一環として、当社男鹿工場を見学しました。


 児童たちは、合板が学校の教室にある机・椅子・黒板のほか、跳び箱やタンバリンなど、身近なところに使われていることに驚いていました。『木のはなし』を使った学習では、木を伐る、伐った木を使う、木を伐った場所に植えて育てる、そしてまた伐って使うという循環が大切で、それが地球環境にも良いということを学びました。

 そのあとには、実際に製品のカットサンプルや単板(薄く剥いた板)のサンプルを手に取って体験型の実習をしました。特に単板のサンプルの実習では、1枚の板の状態では児童たちでも簡単に曲げることができることを理解してもらいました。その上で、繊維方向を同じ向きにして5枚に重ねた場合と、5枚のうち2層目と4層目の板の繊維方向の向きを変えた場合に、どんな違いがあるかを体験してもらいました。前者は1枚の板と同様に児童たちも曲げることができますが、後者はビクともせず少しも曲げることができないことに、児童たちからは『何で〜?』や『固〜い』といった驚嘆の声が上がり、首を傾げながら興味深そうに何度も単板を組み直したりしていました。





製品や単板のサンプルを使った実習


 続いて行われた工場の見学では、たくさんの丸太や大きなローダーを前に児童たちは目を輝かせていました。また丸太を剥いた後に残る"剥き芯"を活用して作った工場の防音壁や花壇を見て、簡単に捨てたり燃やしたりするのではなく、上手に使うことの大切さも学びました。薄く剥いた単板や完成したばかりの製品にも触れながら、児童たちは先生から配られた用紙に書ききれないくらいメモを取っていました。

 見学の途中や見学後には、目をキラキラさせた児童たちからたくさんの質問が飛び交い、あっという間の工場見学は終了となりました。





目を輝かせながら元気いっぱいに工場を見学!子供たちの真剣な姿に心が洗われます。


 当社は、学生や生徒・児童に工場を見学してもらうことを通じて『木育』を推進したいと考えています。木材に対する親しみや木の文化への理解を深め、材料としての木材の良さやその利用の意義を学ぶことはとても大切なことです。『見る』『触る』『嗅ぐ』という行為により児童たちの五感は刺激され、この社会科学習が少しでも将来の夢の実現への一役になって欲しいと願っています。
 当社は子供たちに木の素晴らしさや、伐った木を有効活用してまた植えて育てることの大切さを伝えるとともに、『木育』を通じて地域社会へ貢献するため、これからも小中高の各学校を始めとした教育機関等と連携し、地域社会に貢献していきたいと考えています。


■関連リンク
  ・2019.10.15 秋田大学医学部による社会医学実習が行われました。
  ・2019.9.25 能代西高校1年生の皆さんが職場見学に訪れました!

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