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日本最大級の環境総合展示会「エコプロ2019」に出展!

 2019年12月5日(木)から7日(土)の3日間にわたり、東京ビッグサイト(東京国際展示場)を会場に「エコプロ2019」が開催されました。エコプロ2019は一般社団法人産業環境管理協会と日本経済新聞社が主催する、「持続可能(サステナブル)な社会の実現」を提案する日本最大級の環境総合展示会です。21回目を迎えた今回は企業や自治体、NPO、大学など515の企業・団体が出展し、3日間で15万人を超える来場者に対して、地球環境課題の解決に向けた数多くの取り組みを発信しました。
 当社が所属する東北合板工業組合も東京合板工業組合と合同で出展し、サステナブルな製品としての合板を紹介しました。



 

 今年は、「持続可能な開発目標・SDGs(エスディージーズ)」をテーマとした展示が集中的に行われました。当組合もSDGsをテーマとして、子ども向け木育用絵本「木のはなし」のキャラクターがデザインされた壁面パネルを使用しながら、「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」を繰り返し森林の循環を促すことによって、持続可能な資源循環型社会の構築に貢献できることを紹介しました。
 展示ブースには校外学習として訪れる小・中学生が多く見られ、普段目にすることがない合板のカットサンプルを記念として持ち帰る小学生も多く、当社の杉小町サンプルはすぐに無くなるほどの人気を集めていました。


原木から合板が作られ廃材も活用する一連の流れを紹介



東京、東北合板工業組合が合同で出展


多くの児童・生徒たちが来場

 



合板カットサンプルやパンフレットなどを配布


 

 会場には秋田県と秋田県地下資源開発促進協議会の合同ブースも出展しており、県の環境・リサイクル産業に係る取り組みや廃棄物の減量化とリサイクル関連産業の育成・活性化を図るための「秋田県リサイクル認定製品」をPRしていました。秋田県リサイクル認定製品として登録されている当社の秋田杉間伐材合板もブース内で紹介され、合板のサンプル展示の他、当社社有林「アキプラの森」の間伐材を活用した「オリジナルなべしき」や会社案内が来場者に配布され、多くの方々の手に取っていただきました。




 

 近年、地球温暖化による気候変動がクローズアップされていますが、木材利用による森林の循環は地球環境の保護につながり、持続可能な社会の実現に資するものでもあります。セイホクグループでは森林・林業再生プランで策定された目標「2025年までに日本の木材自給率50%以上」を達成すべく、あらゆるところに(A)国産材(K)合板(G)を活用する「AKG50作戦」を展開し、国産材合板の新たな活用方法を追求しています。
 また木材を合板や建材等として利用した後、木質ボード等で再利用して、最終的に燃料として利用する木材のカスケード利用も強く推進しています。カスケード利用の取り組みは大気中の二酸化炭素(CO2)を長期間にわたって固定化するため、地球温暖化防止に大きく貢献します。

セイホクグループが取り組む木材のカスケード利用(木材の300%活用)



  今後もイベントへの参加を通して、多くの方々に合板とその生産プロセスを知っていただき、循環型社会の大切さを伝えながら「持続可能(サステナブル)な社会の実現」に貢献してまいります。


■関連リンク
  ・エコプロ2019
  ・2019.12.12 科学フェスティバルで環境に優しい合板をPR!
  ・2019.3.15 日本経済新聞社が主催する日経メッセ「建築・建材展2019」に出展!

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