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世界に誇る伝統行事「なまはげ柴灯まつり」を応援

 2020年2月7〜9日の3日間にわたり開催された「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、900年以上の歴史ある神事「柴灯祭(さいとうさい)」と民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事で、みちのく五大雪まつりのひとつに数えられる男鹿市の冬の風物詩です。
 2018年にはユネスコ無形文化遺産へ登録され、今や世界的に有名な行事となりました。会場の真山神社境内には県内外のみならず海外からも多くの来場者が訪れ、赤々と焚き上げられる柴灯火のもと乱舞するなまはげを堪能しました。

 



 2月7日の初日に地元の北陽小学校児童によるなまはげ学習発表が行われました。地元の大切な行事を深く理解して、受け継いでいこうする児童たちの姿に来場者は大きな拍手を送っていました。
 さらに、男鹿市内各地で大晦日に行われる「なまはげ行事再現」や和太鼓となまはげを組み合わせた新しい郷土芸能「なまはげ太鼓」、秋田が生んだ日本の創作舞踊の先覚者、故石井獏が振り付けた「なまはげ踊り」、神(しん)の入った面を授かった若者たちがなまはげと化して山に入る「なまはげ入魂」など様々な行事が行われます。


児童たちが
なまはげに扮して説明


家々で訓示を残し帰っていく
なまはげ行事を再現

 


柴灯火の前で行われる
勇壮ななまはげ踊り


家内安全、五穀豊穣などを願って
演奏されるなまはげ太鼓

 


面を授かりなまはげと化す儀式
なまはげ入魂


足を踏み鳴らして山へと戻る
なまはげたち

 

 なまはげ柴灯まつりは地元有志やボランティアなど多くの人の手によって運営されており、行事を次の世代へと継承するため多くの地元企業が協賛しています。当社も地元企業として、地域に元気を届け、まつりを盛り上げるべく毎年支援を続けており、のぼり旗と看板を会場に掲出しました。
 看板では、市内小中学生の力作を展示する「潮風ギャラリー」、男鹿水族館GAOやオガーレへの木材チップを提供など地域への貢献を目指す当社の様々な取り組みが紹介されています。



会場へ向かう道に設置された協賛各社の看板


「潮風ギャラリー」「アダプト・ロード・プログラム」など
当社の地域への取り組みが紹介されている看板



真山神社へ続く石段


当社の社名が入ったのぼり旗

 

 まつりのクライマックスとなる「なまはげ下山」では、松明をかざした15匹のなまはげが山から真山神社境内へ降り立ち、雄たけびを上げながら境内を練り歩きます。山を降りてくるなまはげは、幻想的でまさに神の使い(来訪神)にふさわしく、その姿に子ども大人も関係なく圧倒され、魅了されてしまいます。さらに男鹿市内各地の特色あるなまはげたちが会場内に乱入して、まつりの盛り上がりは最高潮に達します。


山の上に現れる
松明を持ったなまはげ


山を下りたなまはげは
来場者の目の前を通り境内へ

 



かわいらしさも感じられる船川芦沢のなまはげ



 当社の男鹿工場では防音壁を利用した「潮風ギャラリー」での作品展示や、清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」への参加で地域の環境と景観の保全を目指した活動などを行っています。また、地域の雇用を支えて経済の活性化を進めるとともに、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など様々なイベントへの協力を通じて、地域の皆様と共に男鹿市の魅力を発信しております。


男鹿工場の防音壁を利用した
潮風ギャラリーで小中学生の
絵画作品や地域の行事を紹介


複合観光施設「オガーレ」
ドッグランに
当社の木材チップを提供

 


道路の景観を整える
アダプト・ロード・プログラム


複毎年8月に開催される
男鹿日本海花火

 

 ユネスコ無形文化遺産に登録され、国内外から観光客を集める男鹿のなまはげ。大晦日の夜に集落の青年たちがなまはげに扮して、家々を巡り、怠け心を戒め、無病息災と五穀豊穣などをもたらすとして、古くから今まで大切に受け継がれてきた行事です。
 当社はこれからも地域の一員として、世界に誇れるなまはげ行事を守る地域の皆様への協力を継続して行い、ともに地域を盛り上げる企業であり続けます。


■関連リンク
 ・2019.07.18 男鹿の子どもたちの力作を展示!2019年潮風ギャラリー。
 ・2019.02.18 ユネスコ無形文化遺産に登録で大盛況!なまはげ柴灯まつりを応援。
 ・2019.01.25 当社の木材チップを使用したドッグランがオープン!
 ・地域環境保全活動

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