秋田プライウッド株式会社

　2020年2月26日（水）国学館高校で1、2年生を対象として将来の進路意識を高めてもらう「キャリアガイダンス」が行われました。県内から10企業が参加して、業務内容や福利厚生などの紹介を行い、仕事をする上で必要なことや社会人としての心構えなどについて理解を深めてもらいました。

　

　ガイダンス実施にあたって、各企業に教室1室が割り与えられ、特別授業のように講話を進めることができました。生徒たちは1グループ15〜20名に分けられて、各企業のガイダンスに臨みました。
　当社は、液晶モニターや合板サンプル、説明用パネルなどによる展示や説明によって、仕事の内容や地球環境の保護への取り組みを紹介しました。さらに、当社や合板を身近に感じてもらうため、企業案内パンフレットや絵本「木のはなし」を配布し、オリジナルなべしきを生徒たちにプレゼントしました。

実際になべしきを手に取って匂いや合板の構造を確かめる生徒たち

　

　今回のガイダンスでは、これから本格的に進路について考えていく1、2年生が対象とあって、地元秋田でもスケールの大きな仕事ができる、秋田にも魅力ある企業があるということをポイントに講話を進めました。
　日本最大の合板生産量を誇る当社で「日本一」というスケールの大きな仕事に携われること、当社の事業そのものが地球環境の保護に貢献していることをお伝えしました。

　

1年間で生産する合板を並べると地球一周分

1日にセリオン7本分の合板を生産

未来につながる森林のサイクル

　当社では国学館高校卒業生を採用していることもあり、当社のことを知っているという生徒も多く見受けられました。生徒たちからは「合板の原材料は？」「木を伐り出している山の状況は？」などの質問が寄せられ、1グループ20分という短い講話時間の中ではありましたが、当社のことを理解してもらうことができました。

　

　国学館高校では今回初めてガイダンスを開催されましたが、多くの生徒たちが熱心にメモを取る姿が印象に残りました。秋田県でも高校生の県内就職を促進するため、早い段階から県内企業を知る機会を作る取り組みを積極的に行っています。
　当社は地元企業として、若者の県内定着に向けて工場見学やインターンシップの要請を受け入れながら、県主催などの合同就職説明会にも積極的に参加しております。今回のガイダンスを通じて、生徒たちが県内企業の魅力や秋田で働く意義を発見する機会となり、県内就職への関心がより一層高まることを期待しています。

当日の様子は秋田魁新報に掲載され、当社の講話の様子が掲載されました。
秋田魁新報　2020年2月27日(木)掲載

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