秋田プライウッド株式会社

　2020年7月19日（日）、秋田のプロサッカーチーム「ブラウブリッツ秋田」と「AC長野パルセイロ」との試合がソユースタジアム（秋田市八橋運動公園陸上競技場）で行われました。AC長野パルセイロとの上位対決となったホーム戦に開幕5連勝をかけて臨んだブラウブリッツ秋田。前半に上げた先制点をチームで守り抜いた秋田が1-0の接戦を制し、開幕からの連勝を5に伸ばしました。

　

　2020シーズンホーム開幕戦は2020年7月4日（土）にソユースタジアムで行われました。ブラウブリッツ秋田が所属するJ3リーグは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開幕が2月末より延期となっていました。
　新監督を迎え、新たな戦力を整えて、念願のJ2昇格を目指すシーズンの開幕は、感染予防対策として観客を入れない「リモートマッチ（無観客試合）」となりましたが、テレビやパソコン、スマートフォンの前で声援を送る秋田サポーターに、ゴールを狙い最後までピッチを走り続ける姿を見せてくれました。

　

　当社は2011年よりオフィシャルスポンサーとして、トレーニングユニフォームのほか、ピッチサイドバナー、エコステーションの協賛など様々な形でサポートし、ブラウブリッツ秋田を応援しています。
　エコステーションは国産材合板で作ったゴミ回収BOXで、サポーターにゴミの分別を呼びかけています。選手だけでなく、共に戦うサポーターが応援に集中できるような会場づくりに貢献すると同時に、ゴミの分別による地球環境の保護に対する意識向上を図ります。また国産材合板を活用することで、森林資源を循環させて二酸化炭素をどんどん吸収する元気な森林づくりに取り組んでいます。

　

　吉田謙新監督が率いるチームの初陣は、6月27日（土）に行われた「いわてグルージャ盛岡」との「東北ダービー」でした。新戦力のFW29齋藤恵太選手が先制弾含む2ゴールを上げ、新加入のFW16井上直輝選手も1ゴール、昨季チーム得点王FW9中村亮太選手も1ゴール3アシストと活躍し、アウェーながら4ゴールを決め、守っても相手シュートをわずか2本に封じるこれ以上ない絶好のスタートを切りました。
　今シーズンチームが目指すのは「最後の笛が鳴るまで懸命に走り続け、ひたむきにゴールを狙うサッカー」で、最後までゴールを狙って前へと走り続けるチームの形が開幕から早速実現することになりました。

　

　ホーム開幕戦は初戦に続き東北対決となる「福島ユナイテッドFC」との一戦。前半は福島に細かなパスをつながれ攻め込まれる時間が長くなりましたが、無失点でしのぐことができました。
　後半に入ると主導権を握り始め、徐々に福島ゴールに迫ります。そして後半20分、途中出場MF8茂平選手のペナルティエリア手前からのミドルシュートで先制点を上げると、試合終盤にはフリーキックのこぼれ玉に反応した途中出場のFW16井上直輝選手による2試合連続のゴールで2-0として勝利を決定づけました。

　

　ホーム第2戦となった「AC長野パルセイロ」との一戦はホーム戦として今季初の有観客での試合となり、この日を待ちに待った1,000人を超えるサポーター達がスタジアムに集まりました。
　序盤から一進一退の展開となりましたが、前半36分にDF39鎌田翔雅選手によるヘディングシュートで先制点を上げます。後半に入ると長野の反撃が始まり攻め込まれる展開になりましたが、ここまで無失点の秋田の堅守が光り、チーム全体で最後までゴールを守り抜きました。1-0で競り勝った秋田は初の開幕5連勝と5試合連続での無失点勝利を飾りました。

　

　ブラウブリッツ秋田は2020シーズンクラブスローガンを「結」としています。「一人でも多くの方々にスタジアムに来てもらえるよう、地域に愛されるクラブを目指し地域に根付いた活動を通して地域とクラブを『結ぶ』」などの想いを込めています。当社は、オフィシャルパートナー、秋田サポーターの一員として、秋田県に元気と勇気を届けるためにJ2昇格を目指すブラウブリッツ秋田をこれからも応援していきます。
　開幕2連勝を飾り、勢いに乗るブラウブリッツ秋田と秋田サポーターを地元企業として力強くサポートし、地域社会への貢献をより一層進めていきたいと考えています。

　

ブラウブリッツ秋田開幕5連勝を伝える記事
秋田魁新報　2020年7月20日(月)掲載

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