秋田プライウッド株式会社

　ジャパンラグビートップイーストリーグDiv.1に所属する秋田ノーザンブレッツは「トップラグビーオータムツアー」に臨んでいます。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、春恒例のスプリングツアーが中止となり、さらにトップイーストリーグは2021年1月以降の開催予定となっていることから、県外のチームを招待して、現在のチーム力を測るオータムツアーの開催となりました。
　2020年10月11日（日）、ツアー初戦となる日立製作所Sun Nexus（茨城県）との対戦があきぎんスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場）で行われました。

　チームは昨シーズン、トップイーストリーグDiv.1（10チーム）で7位（3勝6敗）と、目標としていた上位進出を果たすことはできませんでしたが、僅差で敗れたゲームもあり、これらのゲームで勝ちを拾えていれば、上位に食い込むことが充分に可能だったシーズンでもありました。
　今シーズンは「DASH（ダッシュ）」をチームスローガンとしています。Dynamic（ダイナミック、力強い）、Aggressive（アグレッシブ、積極的）、Smart（スマート、賢い）、Hungry（ハングリー、貪欲）からそれぞれの頭文字をとって、トライのために前へ走るチームを目指しています。
　新型コロナウイルス感染症防止のため、大声を出したり、メガホンを使用したりする応援などができない中ですが、当社はピッチバナーとトレーニングウェア、応援フラッグの協賛を通して、上位を目指す秋田ノーザンブレッツを応援しています。

選手やコーチスタッフのトレーニングウェア

　

スコアボードのピッチバナー

　

チームスタッフユニフォーム

　

スタンドの応援フラッグ

　

　日立製作所Sun Nexusは昨シーズンからトップイーストリーグDiv.1に加入したチームです。昨シーズンは39-40と僅か1点差で敗れた相手をツアー初戦で迎えることとなりました。前半10分過ぎにトライを決められ先制を許しましたが、23分にCTBモセイトゥバ選手がトライを決め、その後のコンバージョンゴールも自ら決めて同点に追いつき、前半は7-7で終了しました。
　後半10分にLO小山選手、14分にはCTB山下選手が立て続けにトライを決めて21-7とします。その後は主導権を握り、最終的に認定トライを含む5トライを奪って35-14でツアー初戦を勝利で飾りました。この日を待ちわびた秋田のラグビーファンから、大きな手拍子や拍手が選手へ贈られ健闘を称えました。

　

　

　

チームのマスコットキャラクター
「あんべぇ」がお披露目

　2020年10月25日（日）、ツアー第2戦の北海道バーバリアンズとの対戦が行われました。対戦前には秋田ノーザンブレッツジュニアラグビーアカデミーが開催され、子どもたちの目の前で選手やコーチたちはパスやランなどのスキルを手ほどきしました。あいにくの空模様でしたが、子どもたちは元気いっぱいにグラウンドを駆け回り、楕円のボールを追いかけました。
　試合は19-12（前半12-7）と確実に勝利を収め、ツアー2連勝を飾りました。

　例年であれば9月に開幕するシーズンですが、コロナ禍のため来年1月以降に延期される状況にあります。チーム全体はもちろん、選手個々に今までにない難しい調整が求められています。その中でも選手たちは、今シーズンこそはと上位を目指して厳しい練習を重ねています。子どもたち向けのスポーツ教室への参加や地域の美化・清掃活動、献血活動の参加など様々なボランティア活動を通じて地域への貢献に取り組んでいます。
　今年度からは大館市において、選手とのふれ合いを通して子どもたちの夢を育み、スポーツの楽しさを知ってもらうという主旨の「スポーツ夢授業」を展開しており、大館市内10か所の小学校をラグビー夢授業として訪問しています。
　強靭な肉体に鍛え上げ、仲間のために、仲間とともにトライを目指して前に進むラグビー選手には強い体と思いやりの心があります。
　当社はこれからもラグビーを通じて地域に勇気と元気を与える秋田ノーザンブレッツの選手たちを応援し続けて、ともに秋田を盛り上げてまいります。

　

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