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情報番組「サタナビっ!」の取材を受けました

 2021年10月30日(土)、秋田朝日放送の生放送の情報番組「サタナビっ!」内の「密着仕事人」コーナーで当社向浜第二工場が紹介されました。「密着仕事人」は県内の仕事人たちに密着し紹介するコーナーで今回は木材加工がテーマとなり、当社の合板製造の様子が取材を受けることになりました。

 

 取材は10月25日(月)に行われ、サタナビっ!出演者の大島貴志子さんと取材スタッフの皆さんが訪れました。当社からは齋藤英和取締役向浜工場長と向浜第二工場佐藤課長補佐が取材に応じて、合板の構造や作業の工程などを説明しました。
 住宅の屋根や壁、床など私たちの生活の身近なところで合板が使われていて、特に24mm厚など厚物合板は耐震性や機密性が向上し地震や台風に強い住宅になることなどについて、出来上がった合板の山を背に用途や特徴を説明しました。





 

 製造工程の撮影では、合板が出来るまでの一連の流れを紹介しました。原木から単板を削り出す上で、途切れた部分もつなぎ合わせて1枚の板にすること、つなぎ合わせることができない細かい部分はバイオマス発電の燃料にすることなど原木を余すことなく活用し資源を大切にしていることをお伝えしました。
 毎日の仕事で心がけていることを聞かれた佐藤課長補佐は、合板は工程ごとに大きな機械で作られているが、小さな部品が故障すると動作に支障をきたすことから、日常点検することはもちろんオペレーターが実際に目で見て、耳で聞いて、手で止めることで機械が良い状態に保たれ、これが良い製品づくりにつながるとして、オペレーターが作業中の集中力を保つことが大切だと答えました。





 

 取材を通して合板の仕組みや厚さの種類、強度、そして環境に配慮した製品であることを伝えました。木材加工がテーマに紹介されましたが、当社をはじめとする森林・木材産業は、大気中にある二酸化炭素を固定化できる最先端に位置しており、地球温暖化防止はもちろん、持続可能な開発目標SDGs、2050年カーボンニュートラル達成に向けて大きく貢献できます。
 今回の放送が森林・木材産業が担う地球環境保護への貢献や森林資源の循環への取り組みにさらに理解が深まるきっかけとなることを願っています。

 

 日本では2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す中で木材利用の促進が重要な側面を持つこととなりました。当社はそれらの目標に率先して取り組む企業として、今後も国産材合板の利用を拡大させて森林資源を持続的に利用し持続可能な社会の実現と地球環境の保護に貢献してまいります。

 

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 ・2019.05.15 当社の向浜第一・第二工場を秋田林業大学校の研修生が見学!

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