2025年4月6日に投開票が行われる秋田県知事選挙(3月20日告示)、秋田市長選挙(3月30日告示)、秋田県議会議員秋田市選挙区補欠選挙(3月28日告示)の選挙ポスター掲示板に秋田県産杉を使用した当社の合板が使われています。秋田市内の573カ所をはじめ各市町村で当社の秋田県産杉合板ポスター掲示板が設置されています。

秋田県産杉合板のポスター掲示板は風雨に耐える強度を持ち、表面が平らで滑らかなため画鋲とシールによってしっかりと掲示することができます。簡単には剥がれることがなく、有権者に対して立候補者の思いを伝える役目を果たします。
選挙終了後は各自治体でゴミ回収ボックスなどとして再利用され、最終的には当社でバイオマス発電の燃料となって新たな合板を作るためのエネルギーとなります。木材を様々な形で段階的に利用していく「カスケード利用」は炭素を長期間にわたりストックできるため、脱炭素社会の実現に大きく貢献することができます。



森林県秋田県の人工林の大多数を占める秋田杉は、その約50%が50年生を超え本格的な利用期を迎えていて、秋田県は主伐と再造林を推進しています。選挙ポスター掲示板に「地域材」である秋田杉を利用することは、森林資源の循環利用による炭素の吸収・固定化につながり、地球温暖化防止や県内の林業・木材産業の成長にも貢献できます。
当社は森林県秋田にある国内最大級の合板メーカーとして合板の新たな活用方法を模索しながら、木材利用の拡大を推進しています。






16年ぶりに秋田県のトップが変わる知事選とあって注目が集まる今回の選挙戦。最重要課題である人口減少対策をはじめ、所得向上や物価高対策、激甚化する災害への対応など多くの課題解決を託す人物を選ぶ重要な選択となります。
県内各地の掲示板には各候補者の考えや投票日が記されており、掲示板を通して選挙への関心や投票率がさらに高まることを期待しています。

当社が生産する国産材合板をはじめとする伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力は2050年カーボンニュートラルの実現、脱炭素社会の実現に大きく貢献できます。
当社は持続可能な社会の実現に向けて、国産材合板の新たな利用可能性を追求しながら、林業・木材産業の成長を図り、地域への貢献を果たして参ります。