2025年3月27日、向浜第一工場のホールにて入社式を執り行い、秋田プライウッドとグループ会社を含めて新たに11名を仲間として迎えました。新入社員たちは社会人としての目標を表すとともに、井上篤博代表取締役社長や役員、グループ各社の代表者からの激励のメッセージを受け、秋田プライウッドグループの一員として会社や地域への貢献に向けた決意を新たにしました。

井上社長ははじめに「希望と意欲に満ちた、そして無限の可能性を秘めている皆さんを迎え入れる事ができることを心から感謝したい」と歓迎の気持ちを表しました。
当社が生産する合板の原材料である「木」が二酸化炭素を吸収し酸素を作りそして自らも成長する、それがそのまま地球環境を守る役割を果たしていることを延べました。世界最古の木造建築で知られる奈良法隆寺の五重の塔が1,300年もの間、二酸化炭素を固定していることを例にとり、木を燃やすことなく製品として活かしていくことの重要性を説きました。当社グループの製品を国内外で多くの方々に使ってもらうことが地球の未来のために重要であることを仕事を通して学んでほしいと伝えました。
また社会人は自分自身を研鑽するだけではなく、社会に貢献することが求められていて、様々な経験をしながら失敗とその検証を行い、繰り返し挑戦することで大きく成長していくことが大切であると激励しました。


続いて新入社員一人ひとりから入社後の抱負が発表されました。学生生活や部活動、資格取得などを通じて培った経験やスキルを活かして仕事に励み、少しでも早く会社に貢献したいとの気持ちとともに入社の喜びを表しました。先輩や同期の仲間とコミュニケーションを取り、分からないことは相談や質問をして仕事や職場環境に早く慣れて成長してほしいと願っています。











在職者を代表して昨年入社し現在は営業職に従事する伊藤翔大が歓迎のことばを述べました。自ら1年前の入社時を振り返り、将来への期待で胸を躍らせている一方で不安な気持ちも抱いていて、その支えとなったのが同期の仲間たちであったとして、喜びもつらさも分かち合い同じ目線で励ましあえる同期はとても大切な存在であることを伝えました。
また、上司や先輩方の存在の大きさに触れて、悩んでいる時に多くのアドバイスや温かい励ましの言葉を何度ももらったことで今の自分の仕事に対する意識が形成されているとしました。先輩方にどんどん質問をして先輩の姿を見て学び、自分の成長の糧としてほしいと新入社員たちにエールを送りました。


新入社員を代表して渡邉英也が歓迎と激励に応えるため謝辞を述べました。ここに並ぶ仲間とともに入社式を迎えられたことを誇りに思うとして、「地球環境の保護と住環境の充実」を目指し日々挑戦し続けて、1日でも早く仕事を覚えて成果を上げられるよう尽力していきたいと決意を表しました。



当社入社式前日の3月26日には、秋田雇用開発協会が主催する「第49回新入社員合同入社式」が秋田市のイヤタカで開催されました。ハローワーク秋田管内の35事業所から、当社グループの新入社員11名も含めた総勢81名が参加し、秋田雇用開発協会の武藤会長や穂積秋田市長から歓迎と激励の言葉が贈られ、これから新社会人として秋田の発展に貢献する決意を新たにしました。

新入社員81名を代表して当社の渡部愛琳が登壇し、「秋田県は様々な課題に直面していますが、その一方で未来に向けた新しい可能性を切り拓くチャンスも数多くあります。こういった状況の中で、私たちが秋田県内で職に就くということは、地元を愛しその未来に貢献したいという強い思いからです。私たちはこの覚悟を胸に秋田県の持続可能な発展の一端を担っていく一員として責任を果たしていく所存です」と合同入社式開催に対する感謝と新社会人としての決意を述べました。


秋田プライウッドグループは希望と意欲に満ちた新たな仲間11名を加え、これからも【地球環境の保護と住環境の充実】を目指して、国産材合板の利用拡大と森林資源の循環活用を推進し、持続可能な社会の実現、地域社会への貢献に努めて参ります。
