サッカーJ2「ブラウブリッツ秋田」と中央大学FLP小林勉ゼミ(中央大学 総合政策学部 小林勉教授)は「秋田の皆さまの毎日に、スポーツを通じて、ちょっとした福をプラスして欲しい」という想いが込められた「福たすプロジェクト」を2014シーズンから共同で活動しています。FLP小林ゼミでは学部が異なる学生が集まり、秋田を元気にするためのワークショップなどをホームゲームで企画・開催しています。
2025年9月28日に開催されたV・ファーレン長崎とのホームゲームで当社の合板で作られたオリジナル絵馬を活用した絵馬作成ワークショップを行う「福たすブース」が開催されました。

今年で12年目を迎えた「福たすプロジェクト」では「県外来場者の増加」という切り口から様々な企画が考案されてホームゲーム4試合で「福たすブース」が実施されます。この日のために用意したオリジナル絵馬は6mm厚の秋田杉合板を絵馬の形にカットして当社名を焼き印で印字しています。
当日、秋田サポーターはもちろん、はるばる秋田を訪れた長崎サポーターが秋田杉の美しさや温もりを感じながら、願いや思いを書き込んでいました。この日は200名以上の秋田、長崎の両サポーターがブースを訪れ、そのうち約50枚は長崎サポーターによるもので、アウェイ秋田の地で応援するチームに対する熱い思いを秋田杉絵馬に表現してもらいました。









当社は2011年よりオフィシャルスポンサーとして、「トレーニングユニフォーム」、「ピッチサイドバナー」、サポーターが快適に応援できるようにゴミの分別を呼びかける「エコステーション」への協賛などを通じてチームをサポートしています。ホームとアウェイの両サポーターが気持ち良くチームの勝利を願うエールを送ることができるよう、当社はその会場づくりに今後も貢献して参ります。




今年の「福たすプロジェクト」には学部を越えて3年13名、2年12名が参加して「元気な街、秋田」の構築を目指してプロジェクトを進めています。普段は東京で学ぶ中央大学の学生たちですが、秋田県外から秋田を訪れるサポーターに対して、秋田の文化や魅力を感じてもらうため、今回は秋田県を代表する「木」であり、日本三大美林の一つである秋田杉にフォーカスして絵馬作成ワークショップを考案してくれました。
「森林県」である秋田県では、県内のスギ人工林のおよそ50%が50年生を超えて本格的な利用期を迎え、当社は「伐って、利用して、造林する」という循環型林業の確立とカーボンニュートラルの実現に向けて「再造林」を推進しています。地域材の秋田杉を使用することは、安定的な生産・供給を可能とし地域の雇用と林業を支え、林業・木材産業の成長につながり、地球温暖化防止に貢献することができます。
当社はこれからも国産材の利用促進のため、国産材合板の需要の掘り起こしや利用の拡大に貢献して参ります。
