当社の「リスクアセスメント」に対する取り組みが評価され、実施事例を発表しました

 7月24日(金)、秋田市の秋田テルサで開催された、「木材・木製品製造業者向けの労働災害防止に係る説明会」(秋田労働局主催)において、リスクアセスメント※1導入先行事例として、秋田プライウッド青木安全衛生課長より、実施事例を発表いたしました。

 当社では、労働災害の減少を図るための対策として、安全管理体制を見直し、危険予知の重要性や社員の安全意識の向上の必要性から、リスクアセスメントを導入いたしました。
 導入にあたっては、下図のさまざまな取り組みや、社内の安全衛生委員会の体制の見直し等を積極的に行い、さらにそれを全従業員へ周知徹底するまでの手法を確立させました。

『リスクアセスメント 当社の取り組み』 (一部抜粋)

 実施にあたり、社員間の意見の相違、理解の個人差、リスクレベルの価値観の不一致等の問題点や、リスクアセスメント実施のための時間の確保や人員の召集、限られた時間内で理解の統一を図ること等に苦慮いたしました。しかしながら、課題を残しつつも、我々の永遠のテーマである、「無災害職場の形成」に近づく成果をあげることができました。
 今後もこの取り組みを継続し、事故のない、安全な環境整備を推進してまいります。

※)『リスクアセスメント』とは…
 リスクアセスメントとは、職場の潜在的な危険性または有害性を見つけ出し、これを除去、低減するための手法です。労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針では、「危険性または有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置」の実施、いわゆるリスクアセスメント等の実施が明記されていますが、平成18年4月1日以降、その実施が労働安全衛生法第28条の2により努力義務化されました。また、その具体的な進め方については、同上第2項に基づき、「危険性または有害性等の調査等に関する指針」が示されています。

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