
当社では10月26日、男鹿工場の合板一貫増築工事の竣工式ならびに竣工披露祝賀会を挙行いたしました。
工事関係者の方々にご参列いただいた神事では今後の安全操業と繁栄を祈念し、続いて完成した工場内をご覧頂きました。その後、会場をホテルに移し竣工披露祝賀会を開催いたしました。
地元関係者様をはじめ多数のご臨席を賜り、無事に工事が完成したことに感謝するとともに今後の発展に向けて決意を新たにいたしました。




男鹿工場は今回、原木から単板、合板までを一貫して加工、製造できる工場にリニューアルいたしました。
これにより完成までの輸送費と時間の削減はもとより、周辺に船川港、国産材産地を持つ好立地を活かした原木の調達や合板の出荷が可能となりました。
また男鹿工場では、国産材の中でも特に加工しづらいと言われている間伐材等も加工できる設備を導入しており、国産材の消費拡大という視点からも、今回の合板一貫工場の増築は重要な役割を担っております。
当社はこれまでも、国産材を使うことで森林を育てCO2を削減する「木づかい運動※」をはじめとした様々な取り組みを進めてまいりましたが、男鹿工場の合板一貫工場化により、さらなる国産材の消費拡大、森林整備の促進、二酸化炭素の削減という、森林資源の循環利用が推進できると考えております。
※「木づかい運動」の詳細はこちら

同28日、男鹿工場完成に伴い、ロシアからの単板輸送船が船川港へ初入港しました。
これを記念した男鹿市主催の歓迎セレモニーに当社も出席いたしました。
渡部幸男市長のご挨拶からも、男鹿工場の合板一貫工場化による今後の船川港の利用促進、活性化に寄せる地元の皆様の期待と関心の高さを改めて実感する機会となりました。
当社が掲げる「地球環境の保護と住環境の充実」を目指す取組みが地元地域への貢献に繋がり、皆様のご期待にお応えできるよう、今後も微力を尽くして参りたいと考えております。