「JIAゴールデンキューブ賞 展覧会」にむき芯材を提供しました

 平成23年9月28日-30日に、子どものための建築・都市環境の教育活動についての展覧会「JIAゴールデンキューブ賞 展覧会」が東京ビッグサイトにて開催されました。

 「JIAゴールデンキューブ賞 展覧会」で展示台として使用されたのは、秋田プライウッドが提供したスギのむき芯材です。むき芯材とは、合板を作製するうえで丸太を桂剥きにして取り出した時に最後に残った芯の部分です。
 今回の「JIAゴールデンキューブ賞 展覧会」では、秋田プライウッドが提供したスギのむき芯材を展示台1台に対し18本使用しました。組み立てられ、大きな翼を与えられたむき芯材の展示台には「テトラノドン」という名がつけられています。
 スギの爽やかな香りが広がる「テトラノドン」には、就学前~18歳を対象に建築・都市環境について教育活動をおこなう50団体のパネルが飾られました。建築や都市環境は、子どもたちにとって普段なかなか学ぶ機会の少ないテーマですが、人や環境に優しいまちづくりや、建築を考えるきっかけとなる極めて重要なテーマです。

展示台全体。
大きく羽ばたくように白い布の翼を広げる姿に、未来を担う子どもたちの姿が重なります。
展示台下部。
しっかりと組まれた土台がテトラノドンの長い翼を支える。

 秋田プライウッドでは2020年までに木材自給率50%以上を目指し「A(あらゆるところに)K(国産材)G(合板)」、通称「AKG50」キャンペーンに取り組んでおります。今回のスギのむき芯材を利用した展示台のように、秋田県産材をはじめ、国産材を積極的に使用することは森林の循環を守り、日本の森林整備と林業の貢献に繋がります。
 これからも秋田プライウッドは日本の森林のため1日でも早く木材自給率50%以上を達成できるように、「AKG50」キャンペーンを続けてまいります。

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