企業理念である地球環境の保護と住環境の充実を目指して、より一層当社の製品をお客様に知って頂くため、「床材 秋田プライウッドフロアー」のサンプルブックを刷新しました。
現在日本で生産されるフローリングの多くは、基材となる台板に熱帯地域で産出される南洋材(ラワン)が使われ、地球温暖化の原因になるなど環境への悪影響が問題となっています。
当社では企業理念の基、国産の針葉樹合板をフローリングの台板に使用するための技術開発を進め、木の温もりあふれる美しいフローリングの製品化を可能にしました。国産針葉樹合板を使用することは、森林を元気に育て二酸化炭素の吸収を増やし、地球温暖化の防止につながります。また国産材を「使用して育てる」を繰り返す木材資源の循環は、森林が国土の7割を占める日本の山村地域で雇用を創出し、地域経済の振興の一翼を担います。
当社を含む日本の合板業界では2020年までに木材自給率の50%以上を目指して、国産材の利用量を300万㎥から500万㎥に増大させる目標を掲げています。秋田杉を始めとする針葉樹構造用合板の生産は元より、フローリング台板の一層の国産材化、杉小町など内装材への国産材利用の提案など国産材の積極的な利用を通じて、地球環境の保護と森林産業の活性化に貢献します。