秋田魁新報の新企画「働く人たち」の取材を受けました!

 平成27年4月17日、秋田魁新報の経済面に掲載される新企画「働く人たち」の第1回として当社が選ばれ、男鹿工場の古仲生産課長が取材を受けました。「働く人たち」は秋田県内で働く様々な業種の人を取り上げ、その姿を通じて働くことへの思いや醍醐味、面白さを伝えていく企画です。

 古仲課長は以前所属していた品質保証部の知識と、原木から製品に至るまで全ての流れを学んできた経験を活かし、現在は男鹿工場の生産全般を統括管理しています。

 取材では高品質な国産材合板を生産するために、木の水分量や乾燥時の収縮度合いの差などを把握した上で、それぞれの木材に最適な加工を施す重要性を説明し、「人が1人1人違うように、板にも1枚1枚表情がある。製品の良しあしは機械だけで判断できない」と製品にかける思いを伝えました。また、「仮に1枚だけ作るとしても、工場内全ての工程の機械を動かす必要がある。どんな用途や加工が最適かを常に考えなければならない」と管理者として生産性と品質、そして安全についても誠実な姿勢を示しました。

 東日本大震災直後、当社では復興資材として供給が急務であるJAS国産針葉樹構造用合板(F☆☆☆☆)をフル生産し、供給に全力を挙げました。この出来事がきっかけとなり、「住民の命や財産、安全を守っていることを想像しながら、われわれの製品が目に見えないところで大切な役割を果たしているという思いを強く持つようになった」と仕事に対する気持ちを語りました。

 専門知識を増やしていくことで自らのスキルアップに加え様々な視点を持つことが出来るようになります。それは当人のみでなく企業全体の強みでもあり、何よりもお客様に高品質な製品を届けることに繋がります。
 秋田プライウッドはこれからも社員の成長と、より良い製品づくりを目指していきます。

平成27年5月15日掲載 秋田魁新報

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