
制作者
秋田公立美術大学
ビジュアルアーツ専攻
・木村剛士
・二宮 諒
作品概要
「インターネット上で共有されている熊の3Dデータを拾い上げ、熊と認識できる限界まで面(情報)を落とし、熊という存在・情報の形状の境界を水糸のワイヤーフレームで可視化した作品である。上小阿仁村においてシンボリックな存在であるこの熊は層状に秋田県産杉合板が重なり、景観と透けつつ同化している様は地域との親和性を示す。我々がメディアを通した情報から得られる熊という存在をこの地域におくことでその認識を形成する。」
来場者へのコメント
「この作品は秋田県産杉合板が重なって熊の形態になっています。秋田杉が上小阿仁村の象徴でもある熊として元の土の上に戻り、こちらを見ている様子から何か感じてもらえると幸いです。」