秋田の夏を盛り上げる東北三大祭りの一つ「秋田竿燈まつり」が3年ぶりに開催され、8月3日(水)から6日(土)の4日間、待ちに待った多くの方々が光の稲穂が夜空に揺らめく秋田の夏を楽しみました。竿燈まつりは国重要無形民俗文化財に指定されており、今年は町内や企業、団体合わせて62の竿燈会が出竿し、238本の竿燈が夜空を彩りました。
当社は地域の皆様とともに竿燈まつりを盛り上げるべく「寺町四区竿燈会」のスポンサー企業として参加しており、今回で6年目となります。



今年は四日間とも天候に恵まれ、差し手や囃子方の演技や演奏も気合に満ち、多くの観客が妙技を堪能でき、笑顔に溢れる会場となりました。
当社社員も揃いのまつり衣装に身を包み、差し手や囃子方として会場を盛り上げ、観客に大人気の小さな竿燈「幼若」や「小若」を精一杯上げる子どもたちをサポートしました。





小若の囃子方が演奏する太鼓を載せる屋台は、寺町四区の職人さんたちの手によって製作されています。当社の9mm厚国産材構造用合板が使用されており、伝統的な装飾や町紋が目を惹くこだわりの一台です。



太鼓を載せる屋台には、社有林「アキプラの森 鳥海」の鮮やかな風景写真パネルが設置され、観客に秋田の豊かで美しい森林をアピールしながら、囃子方の熱のこもった演奏を支える舞台として活躍しました。


演技で次々と繰り出される妙技は幼い頃から鍛えてきたバランス感覚や訓練の賜物です。それぞれが競い合って技を高め合い、また次の世代へと受け継がれていきます。日々の練習を積み重ねてきたお囃子は、心が沸き立つ笛の音色と身体に伝わる激しい太鼓が会場全体に響き渡りまつりをより一層盛り上げます。














感染対策を講じるため「ドッコイショー、ドッコイショ」の掛け声は発することはせずに録音音声がスピーカーで流されました。客席からの掛け声はなくいつもとは違う演技となりましたが、演技中に湧きおこる拍子によって額や肩、腰など思いがこもった妙技が繰り出されました。
差し手や囃子方、観客の皆様の2年連続で中止となった分のまつりへの思いが一体となり、力強くしなやかな演技と活気あるきらびやかな演奏が会場各所で見ることができました。












新型コロナウイルス感染症対策が行われる中での開催でしたが、3年ぶりとあっていつにも増して熱量に満ちた竿燈まつりとなりました。観客の皆様の笑顔や手拍子は竿燈まつりが多くの方々から愛され大切にしてきた地域の大事な伝統であることを改めて教えてくれます。
当社はこれからも竿燈まつりに協賛し、地域社会の期待に応えられる企業として地域社会に貢献するとともに、寺町四区竿燈会の皆様や地域のお客様との関わりを大切にしていきます。竿燈まつりという世界に誇れる秋田の伝統・文化を次の世代へつないでいきます。


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竿燈まつりの詳細は
秋田市竿燈まつり実行委員会公式WEBサイト「秋田竿燈まつり-Akita Kanto Festival-」