展覧会「交わるにわ、創造するキッチン」に合板を提供!

 秋田市文化創造館で2024年1月20日(土)~2月4日(日)の会期で開催中の展覧会「交わるにわ、創造するキッチン」に当社の合板と住宅事業部の柱材、製造工程で発生する端材を提供しました。
 この展覧会は2022年に始まった、秋田に暮らす人々やクリエイター・専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK|いきるとつくるのにわ(Public, Arts & Research Kitchen)」でのリサーチと創造活動の成果を公開、発表するものです。

 「PARK|いきるとつくるのにわ」の事業は秋田市の「文化創造プロジェクト」の一環として実施されています。会場では、「観察する」「出会う」「育む」「残す」という4つのプログラムに基づき、映画館の存在から町のあり方を考える展示、二股以上に分かれた木の枝を利用して道具を制作するワークショップ、伝統的な食材貯蔵技術「雪室」を利用した保存食の制作についてなど、様々な展示がされています。
 会場内で棚や什器として使用された24mm合板や柱材、端材は昨年の12月に当社向浜工場から文化創造館へと搬入されました。

当社向浜工場で製造された合板や、普段は燃料として活用される
住宅事業部の製造工程で生じた端材などが、秋田市文化創造館へ向けて出発!

 文化創造館2階が会場となっており、展示の棚や什器には木材がたくさん使用されています。会場全体から木の持つあたたかみが感じられ、調和された雰囲気をつくり出しています。
 会場の案内標識に当社の合板が使用されており、木目の美しさが特徴の秋田杉を使用した杉合板が会場に温もりを与えています。24mmの厚みがあるので、どっしりとした安定感もあります!
 合板を使用して作られた本棚ではそれぞれのテーマに沿った本があり、自由に手に取って読むことができます。
 「交わるにわ、創造するキッチン」は秋田市文化創造館にて2/4(日)まで開催しておりますので、ぜひ会場でご覧ください。

秋田市文化創造館「PARK|いきるとつくるのにわ」 https://akitacc.jp/event-project/park_exhibition2024/
休館日:火曜日 開館時間:9:00~21:00

合板で作られた場内の案内標識
本を手に取って読みたくなる温かみある合板製の本棚
住宅事業部の柱材を使用した
展示小屋「木の又や」
合板で作られた展示台
住宅事業部の端材を使用した展示台

 当社はこれまでも、秋田公立美術大学との関わりを通じて日常生活やイベントなど様々な場面で合板の可能性を探ってきました。当社は「GO(合板)!700!」をキャッチフレーズとして掲げ合板用材の国産材利用量年間700万立方メートルの目標を目指して国産材の利用をさらに促進するため、今後も秋田美大とのコラボレーションの機会を模索しながら合板の活用方法を追求していきます。

合板がアート作品になった
「かみこあにプロジェクト」
合板による「新しい生活様式」の
茶の湯の空間づくり

 文化創造館1階のショップスペース「○HAJIMARU(はじまる)」の什器とテーブルの天板にも合板が使われています。丁寧に塗装が施された什器はシックな雰囲気でまた違った趣があります。その他にも、当社の合板が使用されている場所があるので、文化創造館を訪れる機会がございましたらぜひ探してみてください。

 当社が製造する国産材合板をはじめとする伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力は2050年カーボンニュートラルの実現、脱炭素社会の実現に大きく貢献できます。
 当社は国産材合板の利用を拡大しながら様々な場面での合板の活用方法を模索し、森林資源を循環利用させて持続可能な社会の実現を目指してまいります。

「生活の知恵 映し出す 作家ら3組、研究成果展示」が
秋田魁新報に掲載されました。
秋田魁新報 2024年1月27日(土)掲載

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