秋田市仁井田にある「仁井田福祉センター」は当社が平成19年に開設した福祉施設で、建物内に木がふんだんに使われた温もりがあふれています。この空間でたくさんの仲間やスタッフと交流をしながら、施設の利用者が生き生きと笑顔あふれる毎日を過ごしています。
2024年11月29日、「劇団わらび座」特別公演のため6名の役者が来所し、秋田の郷土芸能の歌や踊り・演奏が施設利用者の目の前で披露され、満開の笑顔と拍手喝采で大いに盛り上がりました。


わらび座は1951年2月創立し、民族伝統をベースに多彩な表現で現代の心を描く劇団で、秋田県仙北市を拠点としています。わらび座は県内の各自治体と「フレンドリータウン協定」締結していて、わらび座と自治体とが相互に協力することで地域資源が有効活用され、演劇や民族芸能を通じた地域振興、青少年の健全な育成、文化振興、観光振興等の実現を目的とされています。
当社は2023年4月からわらび座オフィシャルスポンサー「サポートファミリー・プラチナ」となり、演劇を通じた地域振興や地域の文化継承を行う文化的価値の高い劇団の活動を支援しています。
仁井田福祉センターでは利用者の皆さんが楽しんでもらえるような催し物をこれまでも企画してきました。ここ数年はコロナ禍の影響で催しの中止が続いていましたが、今回のわらび座による特別公演は待ちに待った催し物となり利用者の皆さんの期待は格別なものとなりました。
公演では日本三大盆踊りの一つ「西馬音内盆踊り」、新年や祝いの席で唄われる「秋田大黒舞」、秋田県の代表的な民謡の「ドンパン節」、角館のお祭りで曳山を運行する際に演奏される「おやま囃子」、大館神明社例祭で演奏される「大館ばやし」と馴染みのある演目が披露され、利用者の皆さんは手拍子をしたり、歌ったり、振り付けを一緒に踊ったりと存分に楽しんだ様子で、まるでお祭り会場のような空間となりました。演目が終了し「皆さんお元気で。また会えるのを楽しみしています。」と挨拶があると涙を拭う姿もありました。












仁井田福祉センターは、長年にわたり地域社会に貢献してくださった利用者の皆さんへ敬意と感謝を持ちながら、利用者の皆様が快適な毎日を過ごせるよう努めています。またこのような催し物によって生きがいや喜びを感じていつまでも元気に過ごしてくださるよう、今後も笑顔あふれるサービスを提供してまいります。
当施設の見学のお申し込みや資料請求は仁井田福祉センター(TEL.018-829-3115)までお気軽にお問い合わせ下さい。