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祝!北上プライウッド 結の合板工場 竣工披露!

 平成27年6月2日、当社を含むグループ4社の出資により設立された北上プライウッド株式会社 結の合板工場の竣工披露会が開催されました。当日は晴れ渡る青空の下、工場完成までに様々なご協力を賜った林野庁・岩手県・市町村・県森連・金融機関・建設設備関係者など約180名の方にご参集頂き、共に竣工を祝うことができました。

 始めに記念式典が開催され、当社社長でもある井上篤博 北上プライウッド 代表取締役社長より
「多くの方々の力添えで竣工を迎えることができた。地域の森林資源の活用が林業を振興し、地域の創生につながる。 作業環境や地域、地球環境を重視した安全でクリーンな工場として全国に発信していくようなモデルとなる工場を目指したい。そして県産材と国産材を100%利用した合板工場として、岩手の森林資源と全国の住宅メーカーを結び付ける役目を果たしていきたい 」
と力強いあいさつを行い、続いて達増拓也 岩手県知事、煖エ敏彦 北上市長、小島孝文 林野庁木材産業課長からご祝辞を頂戴しました。


井上篤博 北上プライウッド 代表取締役社長


達増拓也 岩手県知事

 


煖エ敏彦 北上市長


小島孝文 林野庁 木材産業課長

 

 続いて「結の記念植樹」に移り、ご来賓の皆様方と社員一同がオオヤマザクラ(別名エゾヤマザクラ)を8本植樹しました。オオヤマザクラは春にピンク色の花が咲く寒さに強い樹木です。この樹木の生長と共に結の合板工場も北上の地にしっかりと根を下ろし、地域に貢献できるよう大きく育っていく事を願い「結の記念植樹」と名付けられました。



 

 その後懇親会が催され、高橋真裕 岩手銀行代表取締役会長の乾杯のご発声に続き、ご参集された皆様が竣工までの労をお互いにねぎらい、これからの結の合板工場について語りあいました。そして賑々しく催された懇親会は、中崎和久 岩手県森林組合連合会代表理事会長からのご挨拶を頂戴し閉会となりました。


高橋真裕 岩手銀行 代表取締役会長


中崎和久 岩手県森林組合連合会 代表理事会長

 

 結の合板工場には岩手県産材を中心とした国産材100%の合板を生産し、地域に育つ森林資源と全国のお客様を結び付ける工場として育てたいとの思いが込められています。年間10万立方メートル以上の原木から約330万枚(一般住宅約1万棟分)を生産する予定です。地元の森林を有効活用することで企業理念である地球環境の保護と住環境を充実させ、地域住民の雇用拡大と地域経済の活性化への貢献を目指しています。

 秋田プライウッドでは無事に竣工披露を終えた結の合板工場やグループ各社と共に、2020年までに日本の木材自給率50%を達成するため、合板業界に求められている年間500万立方メートルの国産材を利用するべく、構造用合板に加えて塗装型枠用やフロア台板など非構造用合板の分野でも国産材の活用を推進し、更に合板輸出などの需要拡大に向けても積極的に取り組んでいきます。

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