ホーム>地元企業を知って地元定着を!「中学生向け地域企業ガイダンス」に参加しました

地元企業を知って地元定着を!「中学生向け地域企業ガイダンス」に参加しました

 2020年7月22日(水)、秋田県秋田地域振興局の主催による「中学生向け地域企業ガイダンス」が秋田県潟上市の天王中学校で開催されました。このガイダンスは、地域の中学生に地元企業の魅力を知ってもらうことで県内就職につなげ、地元定着を進めるために行われています。今回の天王中学校での開催には地元企業や秋田県警など10事業所が参加し、2年生85人が企業ブースを訪れ、担当者から業務内容や目的、仕事のやりがいなど説明を受けました。

 

ガイダンスは感染症拡大防止のため、生徒間の距離をとって進行されました


 教室や体育館に企業ブースが設置され、生徒たちは「地元企業研究」として「説明を聞いてみたい」と事前に決めたブースを訪れました。
 生徒たちに当社の事をよく知ってもらうため、大型モニターや大判パネルによって説明を進めながら、当社社有林「アキプラの森」の間伐材を活用した「オリジナルなべしき」や「木のはなし」絵本のグッズで合板への理解を深めてもらいました。当社における一日あたりの合板生産量の紹介では、秋田市にあるポートタワーセリオンの高さや地元の天王グリーンランド「天王スカイタワー」の高さに換算して伝えると、身近にあるスケールやボリュームで理解することができた生徒たちから驚きの声が上がっていました。



モニターやパネルによって視覚的に分かりやすく説明を進めます




実際にオリジナルなべしきにふれて合板の構造を知り合板への理解を深めます




身の回りにある合板や木の大切さを学ぶ木育用絵本「木のはなし」


 当社の向浜第一、二工場及び男鹿工場で一年間に生産する合板の量が「地球一周分」になることや、ほぼ全国に当社の合板が出荷されていることなど、日本最大の合板生産量を誇る合板メーカーであることを説明すると、生徒たちは一斉にペンを走らせノートに書き留めていました。
 当社は学生向け説明会で「現在の日本で木をたくさん伐って利用して、合板を作ることは環境にとって良いことか、悪いことか、どちらだと思いますか?」という質問をしています。このガイダンスでも同様に尋ねると、「悪いことだと思う」多くの生徒が手を挙げて答えていました。
 しかし、現在は日本の多くの森林が放置され、非常に多くの木が活用される時期を迎えているため、木をたくさん使い「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」という森林の循環を繰り返し実践することで二酸化炭素をたくさん吸収する元気な森を作ることができ、地球環境に貢献できることを説明すると、生徒たちは大きくうなずき納得している様子でした。

木を使うことが悪いことだと手を挙げる生徒たち




熱心に話を聞きながらもきちんとメモを取る生徒たち


 あらかじめ当社の話を聞きたいと訪れてくれた生徒たちの学ぼうとする姿勢は素晴らしく、質疑応答では「合板生産量日本一の工夫は?」、「植林はどの位の規模、範囲で行っている?」、「木の葉はどのように処理をする?」、「秋田プライウッドで働く理由は?」など質問内容は多岐にわたりました。
 日本最大の合板生産量を誇る企業として「日本一」というスケールの大きな仕事に携われること、当社の事業そのものが地球環境の保護につながり地球規模で貢献することができることなどを感じてもらい、仕事のやりがいや魅力を見つけ県内企業への関心を高めることで、将来の県内定着という形となって現れてほしいと願っています。



生徒たちの様々な質問が出された質疑応答


 当社は地元企業として、秋田県主催などの合同就職説明会に参加しながら、若者の県内定着に向けて工場見学やインターンシップの要請を積極的に受け入れています。
 これからもこのようなガイダンスへの参加を通じて、魅力ある県内企業の存在や秋田で働くことの良さを発見し、仕事のやりがいを理解するきっかけ作り、地元企業として県内就職の促進に貢献していきたいと考えています。

■関連リンク
 ・2020.03.04 高校生が県内企業を知るキャリアガイダンスに参加
 ・2020.01.15 秋田高専の海外学生招聘プログラムが行われました
 ・2019.12.02 秋田で働くことの意義や魅力を学生たちにアピール!

▲ページトップへ