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「アキプラの森 小安峡おやすきょう」で豊かな森づくりを

 2020年、当社は秋田県湯沢市皆瀬地区に42.3haの森林を新たに取得し、社有林「アキプラの森 小安峡おやすきょう」と名付けました。社有林のさらなる取得により「苗木生産から原木の素材生産、そして国産材合板の製造」まで一貫したビジネスモデルをさらに実践していくとともに、美しく健全な森づくりを通して秋田県内の森林保全はもちろん、日本の森林の再生に大きく貢献したいと考えています。

 

 湯沢市皆瀬地区には、小安峡おやすきょうや小安峡温泉があり、秋田県内を代表する観光スポットとなっています。小安峡は皆瀬川の流れが長い年月をかけて作り上げた渓谷で、春は眩しい新緑、秋は鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
 中でも「小安峡大噴湯おやすきょうだいふんとう」は名所中の名所で、渓谷の割れ目から勢いよく吹き出す蒸気の中を遊歩道で間近に感じることができます。蒸気や熱水がたまる地熱貯留層の亀裂が露出しているという世界でも珍しい地形となっています。江戸時代に数多くの紀行や図絵集、随筆を残した菅江真澄もこの地を訪れ、「雷神のひびきのようなすごい音がして水がはじけるように湯が噴き出していた」と記しています。



紅葉時期の小安峡大噴湯は県内屈指の見どころ

 

 「アキプラの森 小安峡」には伐採期を迎えたスギが数多く生育しています。真っすぐに伸びたスギの様子や木漏れ日の下に生い茂る植物などから、手入れの行き届いた豊かな森林であることが分かります。これからも計画的に下刈りや間伐・植林を実施し、二酸化炭素をどんどん吸収する元気いっぱいな森とすることで、森林資源を循環させ、地球温暖化防止に大きく貢献できる森林を目指していきます。







 

 当社は国産材の積極的な活用と秋田県内の森林再生のため2012年に森林事業部を創設し、高性能林業機械の導入による原木の素材生産や森林整備などの森林環境事業をスタートさせています。2019年からは育苗事業としてコンテナ苗の生産を開始し、苗木および原木の素材生産から国産材合板の製造まで自社内で行いながら付加価値を高める事業展開を進めています。
 新たに加わった「アキプラの森 小安峡」においても、『植える→育てる→収穫する→上手に使う』の循環を実践し元気で豊かな森林づくりを行うとともに、地球環境の保護に貢献するためこれからも努めて参ります。

 

 

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■関連リンク
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